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面接の準備はOKですか?

目次

就活に励む方の中にも、自分の志す道が見えている方、これから模索しようとしている方、さまざまな心境の方がいると思います。
面接が怖い、嫌だな、上辺だけ頑張れば・・・と思っていると、何人も就活生を見てきた採用担当者、面接官にはすぐに気付かれてしまいます。
付け焼き刃ではなく、自信を持って採用試験当日を迎えられるように準備を怠らないようにしましょう。
時には、思うような結果が出ず、道に迷ってしまうこともあるかもしれません。
その時は、今まで必死に準備してきたこと、費やしてた時間などを思い出してみてください。
「これだけやってきたんだ!大丈夫!」とまた奮起できることでしょう。
難しく考えず、「自分らしく」、「自分はこんな人間です!」とアピールできればよいのです。
面接では他の学生もいるかもしれませんが、比較することはありません。
あなたは、「あなたらしく。」
焦って自分のペースを乱さぬよう、自信を持って面接に臨みましょう!
これから面接に挑む多くの方に、この記事の内容を活用して頂けたら幸いです。

面接官が見ているチェックポイントはこれだ!

まず初めに、面接官が学生のどこを見ているかを確認しましょう。
そうすることで、必要な対策や気を付けなければいけないポイントが解ります。
職種別で優先されているポイントはさまざまありますが、基本は以下のグラフを見て分かる通りどの職種も同じです。

画像引用:dodaコラム記事 「採用担当者が面接で見ているのはどこ?」より

「第一印象」をやはり1番優先している企業が多いようですね。
2番目は、職種によって違いが出てきますが、「受け答えの仕方」と「スキル」が挙がっています。
営業や販売など、対人スキルが求められる業種は、受け答えの仕方。IT関連や技術力が問われる職種はスキルとなっています。
スキルの部分に関しては、新入社員なので中途社員と比較した場合、それほどの重きはないようですが、それでも即戦力としてパワーを発揮してくれる学生を探しているようですね。
また、内面を評価する「誠実さや素直さ」という項目も、高ポイント。
総体的に見た場合、人間性の部分をみている企業(面接官)が多いという結果です。
どこを見て判断されているかを、知っているのと知らないとでは、結果的に大きく差が出ます。
自分が志す業界の研究はしっかりとしておきましょう。

会話・マナー実践編

ここからは、面接でのマナーを箇条書きで紹介します。
これは上で話した、面接官が見ているポイントの「第一印象」にも大きく関わる項目になります。
しっかりと頭に入れて、完璧にこなすことが最重要課題です!
社会人になるにあたって最低限のラインでもあり、これができないと論外にされてしまう企業もあるので、しっかりと理解しておきましょう。

《必ずおさえておきたいマナー》

〇面接前
・集合時間10分前に到着する。
・コートは建物の外で脱ぎ、綺麗にたたみ持ちましょう。
・受付でしっかりと氏名や用件を伝え、案内された待機場所で静かに待ちましょう。

〇入室時
・名前が呼ばれ自分の番が来たら、ドアを3回ノック、「どうぞ。」の声で入室。
 ※後ろ手で閉める、完全に背を向ける、勢いよくドアを閉める行為はNG!
・指定された椅子の下座に立ち、指示があるまでまっすぐ直立。
・しっかりと面接官を見て「本日はよろしくお願いいたします。」の一言+一礼をする
 ※言葉を言いながら一礼するのではなく、言葉が済んでからの一礼しましょう
 これだけで印象がだいぶ違います。
・着席のタイミングは、面接官から「どうぞお掛けください。」と声が掛かってからです。
 ※決して勝手な自己判断で用意された椅子に掛けないでください。
・椅子には背を付けない
 ※背筋をピンと伸ばし、猫背にならないように注意!
深く腰掛けすぎると、退出の際にスムーズにスッと立ち上がることができません。

〇面接中
・面接中の自分の目線、手の動きに注意!
 ※人は、過去の記憶を引き出す際、目線を左上に動かすそうです。逆に空想などをする場合は、右上を見るそうです。
目線は、相手の目、もしくはネクタイの結び目あたりを見ましょう。
また、手の動きにも注意しなければなりません。
男性なら軽く握った状態、女性なら柔らかく手を重ねた状態(左手が上)で、膝の上に手を置くと良いでしょう。
・発声は、通常の声よりも1トーンほど高めで話すと聞き取りやすい!
・話す際は、落ち着いて!早口にならないように!
 ※聞き手がいること、聞き手の気持ちになって話すことを忘れないでください。
 自分の世界に入りすぎて早口になってしまう方は、要注意です!
・相づちや頷きを適宜しましょう
 会話を弾ませるポイントは、相づちです。
 面接の際の相づちは「はい。」「へぇ!」「そうなんですね。」もしくは、目を見てゆっくり頷くと◎
 自分以外の学生が話している内容にも耳を傾け、相づちや頷きをすると好印象です。

〇退出時
・着席したまま「本日はありがとうございました。」の一言と、お辞儀を!
 ※言いながらのお辞儀はNGです!
・スッとスムーズに椅子から立ち上がり、再度「ありがとうございました。」の一言とお辞儀を忘れず!
・ドアの前まで来たら、面接官がいる方へ向き直り、しっかりと直立してから「失礼いたします。」の一言と、お辞儀をする。
・入室と同様に完全に背を向けず静かにドアを開け、退出。

〇面接 終了後
・速やかに移動しましょう。

以上のポイントや注意点をしっかり押さえることで、面接官に好印象を与えることができます。
何度も練習をして、自分のものにしてください。

必ず答えを準備しておこう!よく聞かれる質問まとめ

採用面接では、面接官からさまざまな質問をされます。
ほぼ100%の割合で聞かれる志望動機などは、しっかりと答えられるよう準備をしておきましょう。
答える際の、ポイントなどもいくつか解説していくので、参考にしてみてください。

《よく聞かれる質問15個!》

1. 志望動機を教えてください。
2. 自己紹介、自己PRをしてください。
3. 他社の選考状況を教えてください。
4. 学生時代、頑張ってきたことや夢中になっていたことを教えてください。
5. 弊社が第一志望ですか?
6. あなたの長所・短所はどこですか?
7. 入社後、やりたいことは何ですか?
8. 希望していない部署に配属になった場合はどうしますか?
9. あなたを採用した場合のメリットを教えてください。
10. 学生と社会人の違いは何だと思いますか?
11. 働くうえで大切なことは何だと考えますか?
12. 転勤があるのは大丈夫ですか?また、勤務地の希望はありますか?
13. この業界を選んだ理由を教えてください。
14. 得意なこと、不得意(苦手)なことは何ですか?
15. 最後に質問はありますか?

以上がよく採用面接で聞かれる質問です。
面接用のしっかりした内容でなくても、現状全てすんなり答えることができるでしょうか?
答えることができない方は、まずは自分らしい答えを考えるところから検討しましょう。
嘘をついてはダメです!
絶対にどこかしらで綻びが出てしまって、最悪面接官にバレてしまい印象は最悪になります。
嘘の内容や、盛りすぎた内容は厳禁です。
では、いくつか回答する際のポイントを紹介します。

《質問回答例&ポイント》

1.志望動機を教えてください。
この質問には、その企業に入りたい!という熱意を伝えることが大切になってきます。
こういうことを自分はやりたい!それが叶う企業は、それに特化している御社しかない!だから、御社に入社したい!というような、しっかりとした根拠や事実が必要です。
当たり障りのないものや無難な回答は、面接官の心に響きません。

2.自己紹介、自己PRをしてください。
この質問には、あなたの長所と企業が求めているものが合致するかということです。

企業研究をして、今その企業が抱える課題などに気が付けたら、そこにマッチするあなたの長所をリンクさせて話すとよいでしょう。
・私はこういう人間(長所)です。(結論から話す)
・それを言える根拠を過去から引き出す。(マッチする事柄と長所を絡める)
・結果、御社の役に立てそうだ!という話にもっていきましょう。

3.他社の選考状況を教えてください。
この質問をする意図ですが、あなたがどういった就活をしているのかを聞きたいと思っている場合が多いです。
希望しているのは同業界なのか、大手ばかり受けているのではないか・・・など内面的な部分を見ています。
選考状況は、正直に話しましょう。ただし、全て話す必要はありません。
伝え方として自分の就活はブレていないことをアピールすることが大切です。
○○業界中心で動いており、〇〇企業は何次選考、△△企業は何次選考・・・など。
また、業界が固定できない場合は、やりたいことで話をまとめるようにしましょう。
語学力を伸ばしたいと考えており、〇〇企業は何次選考、△△企業は何次選考など。
また、面接の段階で、入社の意思確認をされる場合もあります。
その際は、「御社が第一志望です!内定を頂いた場合、そこで就職活動を終えます。」と回答し、熱意を伝えましょう。
間違えても、「御社は、第2希望です。」や「考えてから返答します。」などと答えるのは避けてください。

15.最後に質問はありますか?
この質問ですが、ビッグチャンスです!
「特にありません。」だなんて答えは、もったいない!
こちらから、発信ができるターンなので攻めましょう!
この質問は、「アピールしてください。」と言っているのと同等の価値がありますので、必ず質問するようにしましょう。
企業側がこの質問する意図は、自分の会社への興味や関心がどれくらいあるか、質問力があなたに備わっているかを見極めています。

〇こちらから質問する場合の注意点
・企業研究をしていいて、疑問に思ったところを質問する(この場合は社長や役員面接に限る)
→今後の会社の方向性や経営戦略などは、人事の方に聞いても難しい質問です。相手を選びましょう。
・はい、いいえで答えられる質問の仕方(クローズドクエスチョン)はしない
→話が広がる質問の仕方をしなければ意味がありません。
・企業のホームページなどに既に載っていること、調べれば分かることはNG!
→企業研究していないと思われてしまいます。

〇質問例
・入社して1番達成感があった瞬間、出来事は何ですか?
・今後異動してみたいと思いますか?
・新入社員に求めることはありますか?どうあって欲しいと思いますか?
このように相手の経験談や考えを聞くと話が盛り上がりますし、相手の方も話しやすいです。
グループ面接でこの質問をされて他の学生とかぶってしまうこともあるので、質問はいくつか準備しておくとよいでしょう。

グループディスカッションの極意!

《企業が考えるグループディスカッションの意義》

一般化してきた「グループディスカッション」
採用試験のどこかで、グループディスカッションを取り入れている企業が多いですね。
グループディスカッションが選ばれている背景として、採用の際に企業側にメリットが多いことが挙げられます。
特に受験者が多い企業に関しては、一度に学生を選考できることが大きい理由でしょう。
そして、書類や筆記試験では見ることのできない学生のリアルな部分や、内面的な部分をジャッジするために設けられています。
即戦力になるような学生、磨いたら輝きそうな学生、将来的に会社の利益になりそうな人材を企業は求めています。
企業がどういう意図で、どのポイントを重視して評価しているのかを理解するだけで、グループディスカッションでのあなたの振る舞いは変わることでしょう。
また、友人や家族にお願いをして複数人でグループディスカッションの練習をすることをオススメします。
個人面接は自分と面接官だけの空間ですが、グループディスカッションは訳が違います。
グループディスカッションは自分だけでなく、複数人の学生がいます。
そこで、どのように面接官へアピール、プラスの印象を与えるかが最大の鍵です。
では、ここからはグループディスカッションの極意を紹介していきましょう。

《グループディスカッションの基礎知識》

グループディスカッション・・・
平均4~8名で行なう企業が多いようです。
平均的な時間は、30分未満~45分程度。
内容・・・
・新事業の企画立案
・企業が直面する課題の解決を見出す
・時事問題に対する意見交換
などさまざまです。
また、そのグループで議論・相談の後、発表する企業もあるようです。
この場合、議題に対しての発表内容ももちろん評価の対象ですが、実際加点の多くは、グループ内での話し合いの場での評価が大きな割合を占めています。

グループディスカッションの流れ
1. 面接官より議題やテーマなどの作業の仕方の説明
2. 各グループに分かれ、自己紹介など簡単に
3. 担当決め、時間配分の決定、話の着地点の設定
4. 各自のアイディアや意見、議論する
5. 上記の意見を整理
6. 結論を見出す
7. 解散

上記がおおまかなグループディスカッションの流れになります。
2~6までを決められた設定時間内に終了させることが何よりも大切です。

では、面接官はグループディスカッション中のあなたの何を評価・審査しているのでしょうか。
大きな軸は3つです。
まず、「協調性」、次に「積極性」、最後に「倫理性」です。
この3つが基盤となっています。
ひとつずつ説明していきましょう。

《グループディスカッションの面接官はココを見ている!!》

協調性
コミュニケーション能力と言ってもよいでしょう。
グループディスカッションでは、自分以外の学生が大勢います。
個を強調するのではなく、同じグループの方と協力してやり遂げることが重要です。
特に、自分が目立とうと前に!前に!と出るのは禁物です。
他の方の意見にしっかりと耳を傾けるようにしましょう。
そして、思いやりの心をしっかりと持つことが大切です。
自分が1番!出し抜く!そういった気持ちは忘れ、同じグループのメンバーとして、助け合いの心を!

積極性
後ほど説明しますが、司会進行やタイムキーパー、書記などの担当についた方が陥りやすいのですが、その役を一生懸命やるばかりに意見を言うことを忘れてしまう方がいます。
タイミングを見て、積極的に発言するように心掛けましょう。
また、他の方の意見に同調することも間違いではないですが、あなたらしさが面接官に伝わらないことはNGです。
何も考えていない、独自性や創造性がないと判断されてしまう可能性もあるので危険です!
ただし!積極性の意味をはき違えてしまい、自分の考えを押し通す、相手を批判することは、上記の内容とそぐわないので要注意!

倫理性
限られた時間の中なので、端的に自分の意見や考えを伝えることが大切。
ダラダラと伝わりにくい話し方をして、時間を有効活用できないことがグループにとって痛手となります。
知識の部分は努力次第、発想力の部分はトレーニング次第で養うことができます。
グループディスカッション当日までにしっかりと練習をして、相手に伝わりやすい話し方を日頃から心掛けましょう。

《評価の対象となるポイント》

・役割分担を決める際の言動や表情
・何の役割を選ぶのか(議長、タイマー、書記、役職なし)
・協調性を意識したうえで、独自の意見を伝えることができるのか
・他の意見にしっかりと耳を傾けているか
・他の学生と協力して、時間内でゴール(答え、発表)に導くことができるのか
・発言時の倫理性、言動、表情
・グループ全体の答え、発表内容の出来栄え

上記が評価の対象となっていることが多いです。
面接官は下記のようなシートを利用している場合があるので、紹介します。

上記が評価の対象となっていることが多いです。
面接官は下記のようなシートを利用している場合があるので、紹介します。

画像引用:ビズリーチキャンパス
https://br-campus.jp/articles/report/175

面接官のつけた〇の点数の合計点によって評価が決まり、合格点以上の学生を通過者しているようです。
〇ひとつで、今後のあなたの将来が決まっていると思うと緊張感がありますね。
満点で通過できたら1番良いですがなかなか難しいと思うので、無理に加点を狙うよりも減点をなくす努力をすれば自ずと合格点ラインには乗るはずです。
意識してみましょう。

《グループディスカッションでの立ち位置》
次に、どのようして面接官の目に留まるか、印象に残っていくかを説明します。
一番早い方法は、やはり何かしらの役職につくことをオススメします。
ただ、向き不向きがあるので、苦手な方はあとあと自滅してしまうことも予想できるので、遠慮しましょう。
役職は下記3つです。
・司会進行(リーダー)
・タイムキーパー
・書記
以上です。
ここからは、それぞれの役職のメリットなどを説明します。

《グループディスカッションでの立ち位置》

次に、どのようして面接官の目に留まるか、印象に残っていくかを説明します。
一番早い方法は、やはり何かしらの役職につくことをオススメします。
ただ、向き不向きがあるので、苦手な方はあとあと自滅してしまうことも予想できるので、遠慮しましょう。
役職は下記3つです。
・司会進行(リーダー)
・タイムキーパー
・書記
以上です。
ここからは、それぞれの役職のメリットなどを説明します。

司会進行(リーダー)
司会進行(リーダー)に向いている方は、人前に立つことが平気で、発言力があり、気配りができる方です。
言葉を発することが必然的に増えるので、司会進行(リーダー)をやることが1番のアピールになると思います。
しかし、先にも説明したように、人前が苦手、リーダーシップや周りを思いやる気持ちなどの力量がない方が、議長をやってしまうと自信過剰な人というマイナスな印象を与えかねないので要注意!
であれば、他の役職か、何もなしで自由に発言した方がよいかもしれません。

〇司会進行(リーダー)をする場合の注意点
・自分を出しすぎない
・話が脱線したら、軌道修正を必ず!
・周りに気を配る(発言数に偏りがないかなど)
・仕切るのではなく、いい空気づくりをするイメージで!
・タイムキーパー、書記との連携をしっかりとする
・時間に焦って、無理やり結論を出す・まとめるようなことはしない

タイムキーパー
タイムキーパーに向いている人は、そのままになりますが時間の管理が上手にできる方です。
面接官の説明後、グループに分かれ軽い自己紹介をしている時点で、時計の針が動いている場合もあります。
常に時間を意識しましょう。
タイムキーパーとしての仕事は、渡された課題に対してどれくらいの時間で、考える方向性や最終的な着地点をどこにおくか、議論前の相談の段階から始まっています。
議題の大小に応じて、グループのメンバーが考えるのにどれくらいの時間が必要かなどざっくり逆算することも大切。
限られた時間の中で、どれだけ有意義な議論ができるかが重要なポイントです。
司会進行の方と、臨機応変に連携をしっかりとりましょう。

〇タイムキーパーをする場合の注意点
・時間ばかり気にしてしまって、議論に参加していない
・議論に夢中になりすぎて、タイムキーパーの仕事をしない
・司会進行と連携を取らず、仕切り始める
・時間に焦り、他の学生を急かす

書記
書記に向いている方は、倫理性が備わっている方だと思います。
他の学生が話していることを、素早く端的にまとめることができなくてはなりません。
そして、書いているだけではなく、自分自身もしっかりと発言していかなければならないので、実はとても重労働。
書記が書いたメモが最終的には、結論を出す際の材料となるので、重大な役職になります。
相手が話した内容と、書き込んだメモの意味合いが違うということがないよう気を付けましょう。
書記のメリットとしては、書きながら客観的にグループの発言を可視化できるので、自分が発言する際は、今までの内容を超える提案や意見を述べられることです。
〇書記をする場合の注意点
・書くことばかりに集中しない
・目線が机にばかり向くのではなく、発言者の方にも向くようにしましょう
・自らもしっかりと発言できるよう考え、準備しておく
・字は丁寧に!誰が見ても読める文字を書くことが重要!
・他の方の意見が客観的に見えるからと言って、批判や見下したような言い方はしない

役職なし
役職に就けなかった!目立てない!アピールできない!その考えは違うので安心してください。
確かに、司会進行のように周囲をまとめることなどはできませんが、自由に自分のタイミングで話せるというメリットがあります。
これはかなり大きいです。
特に周りの方が、あまり発言しない(グループディスカッションが不得意)、司会進行役の方が慣れていない感じなどの気配を察知したら、チャンスです!
仕切るのではなく、周囲のフォローをしてグループ全体を盛り上げる役に就けばいいのです!
フォロー役、盛り上げ隊長といったところですかね?
ただし、フォローに夢中になりすぎて、話を脱線させてしまったり、司会進行の役まで奪わないように気を付けましょう。
〇役職なしの場合の注意点
・自由に発言できるがゆえに、脱線しまいがちなので議論に集中しましょう
・場を盛り上げる議題に沿った意見≠脱線する会話が弾む意見
・自分ばかりが発言をする
・他の方が話している時に、耳を傾けていない
・反対意見が出た時に、口論になってしまう

《絶対ダメ!NG行為》

グループディスカッション中は、学生同士で会話をするため、どうしても気が緩みがち。
盛り上がってくると丁寧語が抜けてしまう方もちらほら見受けられます。
やってしまいそうなNG行為を紹介します。
現状で、自分に当てはまるものがあれば普段の生活から意識をして直すようにしてください。

×面接官への質問は、時計が動き出すグループディスカッション前に必ず聞くこと
稀に、大勢の前で聞くのは恥ずかしいからと、質問を後出しする学生がいるようです。
理解したふりはもちろんよくないですが、グループディスカッションが開始してからだと、タイムロスになり、他のメンバーへの迷惑行為となります。
質問は説明をしている間に面接官へ投げ掛けましょう。
×私語厳禁!
 同じ学校の友人や、採用試験中に仲良くなった方がいたとしても、私語厳禁です。
 また、グループディスカッションで意気投合した方がいたとしても、おしゃべりをするのはその企業を出てから。
 試験が終わってすぐにその場で連絡先の交換や、立ち話をするのはやめましょう。
 そういったところも評価されている場合があります。
×普段のクセが出ないように心掛けましょう
学生同士で話をしていると、緊張がほぐれてしまい、素の部分が出やすくなります。
そうなると、「です。ます。」などの丁寧語が抜け、「だよね。分かるー!」など話し言葉になりがち。
またよくやってしまうのが・・・
・肘をつく
・髪の毛を触る
・ペン回し
・足を組む
・腕を組む
・深く腰掛け、背もたれに寄り掛かる
上記のような行為は、とても目につきます。
癖は直るので、今のうちから直す努力をしましょう。
×話すことに夢中になりすぎないで!
 積極性を意識するばかり、周りがあなたの話すスピードに(早口)追い付いていない場合があります。
 一呼吸おいて、みんなが聴きやすい声、トーン、早さで話しましょう。
 捲し立てるよりもゆっくりと力強く話す方が、話に重みが生まれます。
×聞いている時の態度、姿勢が重要!
実は、あなたが話している時よりも、相手の話を聴いている態度を面接官は注視しています。
ただ聞いているのでは、ダメです!印象のよい聞き姿勢は・・
・体の向きを話している方へ向ける
・相手の目を見る(聞いてますよー!興味ありますよー!のキラキラした目で)
・適宜、ゆっくりなリズムで頷く・相づちを打つ(無音でOKです)
上記の話の聞き方は、練習すればすぐできるようになります。
グループディスカッション以外に普段の生活から活用できるので、実践してみてください!
イメージが湧きにくい方は、周りに聞き上手な方の技を盗んでみるのもいいです。
×クラッシャー行為は絶対ダメ!
 字のままですが、その場の雰囲気などを壊すことを指します。
 自分の意見を押し通す、進行の妨げ、相手意見への批判、態度が悪いなどが挙げられます。
 このような方は、ごく少数だと思いますが、注意しましょう。

まとめ

面接は、苦手だなと思う方も多いと思いますが、楽しんだもの勝ちです!
自分自身のことを自分の言葉で話す、自分がどういう人間か話す・・・それを難しいことと考えず、相手に自分を理解してもらうよう純粋な気持ちで話せばいいだけです。
面接官にまたこの子と話したいと思ってもらい、その企業に入りたい熱意、自分が入社したらこんなメリットがある!と面接官の心に届けば、順当に選考は進み、合格通知が届くことでしょう。
頑張ってください!応援しています!

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