ブラック企業に注意!
社会問題となっている「ブラック企業」ですが、ブラック企業とは何か考えてみたいと思います。
厚生労働省では、ブラック企業を「若者の『使い捨て』が疑われる企業等」と定義しています。(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000014323.html)
厚生労働省では以下の対応策を始めたようです。
1 長時間労働の抑制に向けて、集中的な取組を行います。
9月を「過重労働重点監督月間」とし、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に対し、集中的に監督指導等を実施
2 相談にしっかり対応します。
9月1日に全国一斉の電話相談を実施
3 職場のパワーハラスメントの予防・解決を推進します。
一層の周知啓発の徹底
1.の長時間労働については、以下の点を重点確認事項として挙げています。
* 時間外・休日労働が36協定の範囲内であるかについて確認し、法違反が認められた場合は是正指導。
* 賃金不払残業(サービス残業)がないかについて確認し、法違反が認められた場合は是正指導。
* 長時間労働者については、医師による面接指導等、健康確保措置が確実に講じられるよう指導。
これらの点を踏まえると、いわゆる「ブラック企業」とは単に労働環境がキツイ企業を指すのではなく、法令に違反した犯罪的な企業を指すと考えるべきです。そして、そのような犯罪的な企業は遵法意識が皆無であるため、仮に皆さんが就職した場合には従業員として犯罪行為に手を染めることにもなりかねません。
したがって、ブラック企業への就職を回避することは、自分の命を守るためだけでなく、犯罪者にならないためにも必要なのです。
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