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第一回 就職活動の記憶

当時、短期大学2年生で就職を控えた私は悩んでいた。何をしたいのか分からないまま就職の時期にきてしまったのが本音だ。ふわふわした気持ちのまま、親に相談した。

「留学か編入かしたいんだけど。。」

しかし、私の願いは親の一言で一掃された。

「お金がない。」

私が入った短大は私立短大、そして、将来受験を控えた弟と妹がいた。

そもそも、私は英語学部ではなく、社会学部に入りたかったのだ。しかし、受験した大学はことごとく不合格。入学した当初は、最高に幸せな気分では正直なかったが、思いのほか、良き友人に恵まれ、楽しい学生生活を送ることができた。

友人たちは、皆それぞれの道を決めていた。アメリカの大学へ留学する、大学へ編入する、就職活動をする。。私は、就職活動をとりあえず始めた。求人票とネットで、良さそうな会社があればどんどん応募した。

私は,履歴書を書くのがとても苦手だった。そして、字も汚かった。字が汚い人は、明朝体ではなく、ゴシック体を意識して書くとよい、といわれ、ゴシック体で黒いボールペンを使い、書き始めたが、途中でいつも失敗。修正液は見苦しいので、最初から書き直すことになる。最初に鉛筆で書いて、その上をボールペンでなぞり、最後に消しゴムで消したりもした。ただ、この方法をとるとしばらく待たなければいけない。消しゴムで消すときにボールペンで書いた箇所のインクがすれてしまうかだ。何枚かやり直し、やっとの思いで書きあげた1枚の履歴書も、書類選考で通らない。

面接も苦手だった。緊張感からあまりうまく話せない。用意した志望動機であれば答えられたが、瞬時の質問には答えられない。NOVAの面接では、「今後韓国語も始めた方がいい」とかっこつけて言ってはみたものの、その理由が「自分が好きだから」という理由。(学校で選んでいた第2外国語は韓国語だった。)

半導体のロームでは、「マラソン大会に参加したときに御社がスポンサーでした。走っている最中「ローム」の旗がたくさん道路脇に並んでおり、忘れられなくなった。」といって、面接官を笑わせたが、後が続かなかった。

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