来年度から就活解禁は6月に
- 2015年10月25日
- 就活ニュース
経団連は、2017年春入社の新卒採用で、面接など選考活動の解禁日を8月から前倒しする方針を固めたようです。就活の解禁時期が2年連続で変更になる見込みです。
2017年4月入社向けの就活生は、今度のニュースに注意しましょう。
経団連は、大学側や政府とも調整し、11月中にも会社説明会や選考日程などを定めた会員企業向けの新たな採用指針案を決める。会社説明会の解禁日は、すでに会場を押さえている企業も多いため、現在の3月から変えない予定だ。
入社するには身元保証が必要?
- 2015年10月24日
- 就活と法
身元保証書を提出
入社時に「身元保証書」の提出を求める企業が大半です。
これは、企業が労働者を雇って使用する際に,使用者が損害を被る場合に備えて,親戚や知人などに,その損害を補填するように約束させておくものです。売上金の着服等、労働者の行為によって企業が受けた損害を、労働者が賠償できない場合のために、あらかじめ身元保証人を立てておくものです。このような契約を「身元保証契約」といいます。
身元保証法の規定
雇用契約に伴う身元保証については,保証人が不当に重い責任を負うことのないように,法律に規定が置かれています。具体的には、「身元保証ニ関スル法律」(略して「身元保証法」といいます。)によって、身元保証人の責任は限定的なものとされています。 この法律には、
① 一部例外を除き上限は 3 年
② 労働者の行為によって身元保証人の責任が発生しそうなときや、労働者の任務等の変更によって身元保証人の責任が重くなる場合には、企業から身元保証人に通知する必要がある。また、身元保証人はそれを理由に、以降の契約を解除することが出来る
③ 保証すべき金額は損害額そのものではなく、会社側の過失等一切の事情を考慮して、裁判所が決定する
等の規定があり、これに反する契約で身元保証人に不利益なものは無効となります。
ブラック企業の身元保証書に注意
身元保証契約は労働契約とは別個のものであって、労働契約にあたって必ず締結しなければならないものではありません。しかし、実際には入社時に提出を断るのは難しいでしょう。
ブラック企業などでは、法律に反した身元保証書を提出させようとするケースがあります。身元保証書を提出したとしても、法律に反する請求が無効となることは就活生も覚えておきましょう。
PCが壊れた!ESが消えた!
- 2015年10月16日
- 就活ニュース
就活経験者から寄せられた体験談をご紹介します。
クラウドサービスを活用してESデータを管理
就活生が必ず書くもの、エントリーシート(以下ES)。特に、昨今、WEBで提出するものが多くなっています。今回はESの管理方法を提案します。
なぜESは管理しなければいけないか?
面接では、ほぼ間違いなくESの内容に関する質問があります。しかし、一度ESを提出してしまうと、企業は二度と返してくれません。WEBで提出するものも同じです。二度と自分の入力した内容を確認できません。言い換えれば、こういうことです。もし原本が手元になければ、まともな面接対策はできない。だからこそ手元に残しておく必要があるのです。
避けられないリスク
ほとんどの人は、マイクロソフト社のWordでES作ります。そしてご自身のPCで管理するでしょう。しかし、ここにリスクがあります。PCはいつか壊れるということです。
偉そうにコラムを書いている筆者も、つい最近まで就職活動をしていました。タブレットPCは、私のES作成の相棒「でした」。ご想像通り、私のタブレットは数か月に及ぶハードワークに耐えかねて、壊れてしまったのです。本体に保存していたESが、すべて消えてしまいました。
どうやって管理する?
上記のようなハードウェア面のリスクがあるなかで、どうやってESを管理しましょう。ずばり、私は、「GoogleDriveでのES管理」を提案します。以下、利点を列挙します。
①なくならない
②インターネットにさえつながれば、どこでもアクセスできる
③第三者との共有も楽
一番目は言うまでもありませんね。
二番目は意外に大きな利点です。PCを持ち運ばなくとも大学やネットカフェで作業ができます。
三番目は先輩などの第三者にESのチェックをお願いするときの利点です。共有ボタンを押すだけで済みます。Wordファイルをメールに添付する手間が省けます。
私は、たまたま三番目の目的で、GoogleDriveを使用していました。ESを保存していたことを思い出したときは、本当に安心しました。また、個人的には、GoogleDriveは整理がしやすいドライブだと感じます。業界ごとにフォルダを分けて管理していくと見やすくなると思います。
他にも、Dropboxというサービスがあります。こちらの方が古くからありますが、使い勝手はGoogleDrivet大差ありません。しかし、Gmailを利用している人は自動的にGoogleDriveのアカウントが利用できるので、Gmail利用者にとってはGoogleDriveの方が便利だと思います。
まとめ
最近のPCは本当に堅牢です。しかし壊れるときは壊れます。大事なESの消失を防ぐなら、GoogleDriveをお勧めします。