二十歳までに考えておきたいこと
2016年最後の月が始まりました。皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?
私は初めての妊娠、出産、子育てと若葉マークの1年でした。三十路過ぎまで本腰を入れて働いていたので、仕事面で失敗をすることは滅多にありませんが、育児では連敗しています。初めて母子同室になった晩にはオムツが緩かったのか、おしっこで産着を濡らしてしまいました。しかも立て続けに2回。さすがにばつが悪く久々に情けない気持ちになったのが昨日のことのようです。
就活アドバイザー時はマスコミ志望者や短大を含む女子学生を多く担当してきました。女性のキャリア教育はオーダーメイドなだけに現場の担当者を悩ませます。男女雇用機会均等法の施行から30年と女性の社会進出が始まって日も浅く、勤続年数や働き方も多種多様でロールモデルはいくらあっても「帯に短し襷に長し」です。しかし、「出産」は共通の重要なポイントになってきます。
今回「もっと早く産んでおけば良かった」と少なからず思いました。第一子を30歳までに産んでおけば3人目の選択肢もあります。何より、産むよりも「育てる」ことに体力がいると体感したためです。歩き出してから就学までは特に体力勝負とのこと。
おすすめは「二十歳までに出産を含む人生プランを具体的に考えておく」ことです。あくまでも考えておくです。子どもを持ちたいと思っているのか?パートナーは欲しいか?何歳の時に第一子を産み、職場復帰はいつするのか?出来るだけ具体的に。
そうすると雇用形態や職種、企業についても選択しやすくなるでしょう。希望も時間と共に変化します。その上、結婚・出産は一人では出来ませんし縁ものでもあります。ただ仕事に忙殺されてしまうだけでなく、積極的に希望するプランを遂行していく賢さが特に女性には必要かもしれません。
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都内私大を卒業。就職浪人の末、地方局アナウンサーに。ニュースキャスターだけでなく、企画、撮影、編集とテレビに関する「いろは」を体得する。その後、1都3県の大学で授業や相談業務に従事。好感度の高い立ち居振る舞いを含め、「わかりやすく自分を伝える」面接対策を得意とした。東日本大震災を機にネットメディアに転職し、昼夜問わずお仕事三昧な日々を送っていたが結婚により退社。一児の母。
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