アナウンススクールでも活用される就活面接対策法ースマホ録画
ビデオカメラを持っていますか?
実家のミモザが満開になりました。桜の便りを心待ちにしつつも、ひと雨ごとに春が近づいてくるのを感じます。就活生の皆さんはお元気ですか?
先日、赤ちゃん用品店で開かれた「ハイハイレース」に参戦してきました。赤ちゃん50人に対し、両親や祖父母など大人が150人はいるのではないかという大盛況でした。我が子はハイハイが大好きなのでスタート位置で押さえているのに一苦労でしたが、中には何が起こっているのか分からずに一歩も踏み出さない子、持参したバナナやリモコン目掛けて楽しそうにハイハイする子、お座りして泣いてしまう子、十人十色で見ているだけで微笑ましい光景でした。
スマートフォンが普及した今、ビデオカメラの所持率の高さにも驚かされました。子どもは動きが早いので手ぶれ補正がついたビデオカメラが好ましいのと、出来るだけ高画質で子どもの成長を記録したいという親心でしょうか。今回は、このビデオカメラやスマホのムービー機能を活用した就活面接対策法を解説します。
アナウンススクールでも活用されている
就活生の皆さん、そして人前で話す機会の多いビジネスパーソンにもオススメなのは、スマートフォンのビデオカメラを就活やプレゼンのトレーニングに使用することです。
アナウンサーを目指す就活生などが通うアナウンススクールでも「現場からのリポート」「テーマに沿ったフリートーク」「自己紹介(自己PR)」などをビデオカメラで撮影、大きなテレビで再生し、先生からのアドバイスを元に修正することを何度も繰り返します。
自分の動画を見ると改善点は一目瞭然
「百聞は一見に如かず」と言いますがまさにその通り。模擬面接を撮影してみると、不要な接続詞のオンパレードなどの話しのクセや、右肩が極端に下がっている、瞬きが多いなどの動きのクセを目の当たりにし、「人様の前でこんな姿を晒していたのか」とゾッとするかもしれません。
しかしながら、飛躍的にパフォーマンスを向上させるには最適な訓練です。大学で就活講座の講師をしていた際も、ビデオカメラを取り入れた授業が90分で最も成長を体感出来ました。本来なら目の動きまでしっかりと見られる大きな画面で確認が出来ると尚良いのですが、スマートフォンには手軽に何度でも「トライアンドエラー」を繰り返すことが出来るという利点があります。是非、実際の就活を想定して入室から着席、自己紹介に志望動機や質疑応答、退室と面接さながらに通して録画してみてください。
自撮り以外の方法は?
大学での模擬面接時に、キャリア支援課の職員や友人に撮影してもらっても良いですね。そして一人で見るだけでなく、複数人に愛あるアドバイスを求めると更に良いでしょう。
数多いる学生の中から抜きん出るには、短時間で効果があり、自分に合った方法を見つけることが近道になります。気持ち良く就活のスタートが切れるように祈っています。
Author Profile
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都内私大を卒業。就職浪人の末、地方局アナウンサーに。ニュースキャスターだけでなく、企画、撮影、編集とテレビに関する「いろは」を体得する。その後、1都3県の大学で授業や相談業務に従事。好感度の高い立ち居振る舞いを含め、「わかりやすく自分を伝える」面接対策を得意とした。東日本大震災を機にネットメディアに転職し、昼夜問わずお仕事三昧な日々を送っていたが結婚により退社。一児の母。
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