自他共に認める【デキる社会人】に必要スキル「考え抜く力」
社会人基礎力
2週目の今回は、社会人基礎力の2つ目の能力の「考え抜く力」を紹介します。
考え抜く力(シンキング)は、3つの要素からなっています。
課題発見力、計画力、創造力、この3つの要素を養うことで社会人基礎力の考え抜く力のスキルアップが可能です。
ここからは、能力と各要素を説明していきます。
考え抜く力(シンキング)
考え抜く力とは、「疑問を持ち、考え抜く力」とされています。
課題に対して、自分なりに考えを出すこと、トラブルが発生した場合など対策案などを練ることも考え抜く力です。
しかし、日本人はこの「考える」という行為が苦手と言われています。
日本教育は、物事には必ず正解がある(答えは一つ)という「正解主義」で捉えることが多いようで、諸外国と比較すると、日本人は柔軟性やこの考えるという力が甘いようです。
「答えは無限に存在する、方法は何通りでもある」
こういった考え、考え抜く力を開花させ、実行に移すことができれば、他よりも先を行くことができると言えるでしょう。
では、考え抜く力を構成する大切な3つの要素を一つずつ見ていきます。
課題発見力
現状を分析し、目的や課題を明らかにする力のことを「課題発見力」とされています。
この要素を高めるには・・・
・普段から目標や課題(集客アップや経費削減など)を見つけることが大切です
・問題や疑問が発生したら、即時原因を究明&解決するよう努める
・業務完了後、今回の振り返りを行い、なぜ成功・失敗したのか自分なりにフィードバックをする
以上のことを普段から留意し、常に考える癖付けをすると良いでしょう。
計画力
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力のことを「計画力」とされています。
この要素を高めるには・・・
・目標や課題を達成するための過程をしっかりと作成する
・優先順位を明確にしておく
・無理をせず、確実にこなすことができる予定を立てる太文字
しっかりと計画を練ることで、成功への近道にもなりますし、万が一失敗やトラブルが起きた場合でもどこを改善すればよかったのかが一目瞭然となります。
創造力
新しい価値を生み出すことを「創造力」とされています。
仕事をするうえで、アイディアやイメージは大切です。
この要素を高めるには・・・
・ラテラルシンキングで物事を捉える
→さまざまな角度から物事を見ることで、新しい考えを生むことができます
・普段からアンテナを張り巡らせる
→些細なことに目を配る、苦手分野を特に意識をすると良いでしょう
・気になったものは、書きとめるようにする
→記録するクセをつけることでアイディア手帳となり、アイディアも生まれやすくなります
この要素に関しては、得手不得手があるかとは思いますが、常に考えることでだんだんといろんな角度から物事を捉えられるようになるでしょう。
まとめ
この「考え抜く力」の能力を伸ばすには、自己研鑽が欠かせません。
考えることを止めた時点で、キャリアアップへの道は遠くなってしまうかもしれません。
自分自身の将来の計画を立て、課題を発見し、創造し、着実に目標(理想)に邁進していきましょう。
そうすることで、自分が思っていた以上の結果が得られ、自信もつき、常にポジティブな気持ちで仕事に打ち込めることと思います。
Author Profile
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キャリア形成、そして接客・対人関係コミュニケーションに精通するママライター。
対人・接客好きが高じて、ホテル業界を志向。
自身の就活方法を編み出し、就活一社目で一流ホテルに合格。キャリアアップのため、ブライダル最大手に転職。その際も就活メソッドを活用し一社目で合格。
現在は、専業主婦として育児をしつつ、自身の就活・転活メソッドと、対人コミュニケーション力を活かしてキャリア形成やビジネスに関するライティングで活躍中。
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