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“我究”なくして、ワーク・ライフバランスなし

東洋経済ONLINEに「若者にワークライフバランスなんていらない」という、ちょっと刺激的な見出しの付いた記事(2013年2月6日付)を見つけました。

ワーク・ライフバランスについては、懐疑的な意見もあるので驚きはしませんが「いったい何でまた、そんなことおっしゃいますのんや?」という興味で読んでみたところ、そこにはワーク・ライフバランスを切り口に、別次元の実にまともな議論が展開されていたので、ひとまずホッとしました。

詳細については、記事をご参照いただきたいのですが、要は、向上心とがむしゃらさがなければ仕事なんてできませんよ、という至極当然な内容でした。所々に若干、ワーク・ライフバランスの考え方とは必ずしもそぐわない記述もありましたが、趣旨については「ごもっとも!」ですよね。

訪問先のとある企業さんで「従業員から『ワーク・ライフバランス企業なんだから』と権利を主張される場面が多く、実は困っています」と担当者さんから聞かされたことがあります。この点については、就職活動真っ最中の学生さんたちにもぜひ、注意していただきたいのですが、ワーク・ライフバランスは、福利厚生的な側面だけでなく経営戦略的側面も非常に強い考え方です。仕事を充実させるための福利厚生であり、福利厚生がしっかりしているからこそ、仕事に取り組むことができる。ワークとライフはまさに、車の両輪なのです。

恐らく、仕事を生活の糧を得る場としてのみ捉えてしまうがため、生じる齟齬なのでしょう。そのような状況に陥らないためにも、仕事を単に生活の糧を得るだけの場としないよう、就職活動中から、仕事上の目標などを見定めたキャリアプランや「自分はどんな生き方をしたいのか」など、自分自身との対話をしっかりと持つことが重要です。

就職活動を支援する「就活塾」の中にも、企業から内定を得る目的にとどまらず、自分自身の仕事に対する考え方や、人生における目的を明確化するために一役買ってくれる塾もあります。直接取材させていただいたことのある「我究館」は、その名が表す取り組みを体系的に実施している機関だと感じました。

就活生のみなさんには、就活塾だけにとどまらず、多くの人や企業、本などさまざまな出逢いを通して自分を探求し“哲学”してほしいと思います。

 

参考記事

http://toyokeizai.net/articles/-/12808

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