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産みたい、けど産めないのってどうすりゃいい?!

~拝啓、キャリア志向の君たちへ。~

 

今回は、あえて上から目線で述べさせていただきます。悪しからずご了承いただけますればm(_ _)m

 

PRESIDENT on lineに掲載された、題して「産みたい女性にとって、日本企業はみんなブラックである」。同記事では、日本企業の多くが、女性がキャリアアップを図る上で依然として大変厳しい環境にあり「産んでスローキャリア」か「産まずにバリバリキャリア」の二者択一しかない、と指摘しています。あまりにも厳しすぎる現状分析に、私が就活生なら、お先真っ暗で心が折れてしまいそうです(T_T)。しかも、改善策は女性自身が積極的に考えて行くべきだ、との結論。

 

しかしそこで、あまちゃんでかぁちゃんの私は思うのです「果たして、現実はそうなのか?」と。

目下、就職活動中の女子学生のみなさんは、厳しい就職戦線下、「やりがい」と「ご飯を食べること」を求めるだけで精いっぱい、という人が多いかもしれません。

一方の男子学生。出産や育児と働き方との両立問題を、女性側だけに預けてしまってはいませんか?結婚や子育てを頭の隅に置きながら、就職活動、していますか?そういう男子学生は、まだまだマイノリティーなのではないでしょうか。

 

確かに。女性には常に、ライフプランの中に「いつ産むか」を入れ込むこと(あるいは入れ込まないという決断)を突きつけられます。私も、ことあるごとに「結婚、妊娠、出産。考えていた方がいいよ」とアドバイスしています。でも、コレって、本来は女性だけが考えるべきことじゃないですよね!だって、女性独りでは子ども、できませんから。

 

女性の側だけで「いつ子どもを持つか」(あるいは、持たないか)を決断しなければならないのだとしたら。そんなんじゃ、結婚を考えることまでメチャメチャハードル高くなってきません?!

 

シングルマザーとして立派に活躍されている女性も多い昨今ではありますが、「夫も連帯責任者。独りじゃないから何とかなる!」感があるから、「えい!」と、結婚や妊娠、出産に踏み切れるということも、あるのじゃないでしょうか?

 

私自身のことを振り返ると、25歳で結婚、出産、一軒家の建売購入(って、コレはあまり関係ないですね(・。・;)を決断しましたが、その決断をできたのは、夫が「自分が面倒見るから、子ども早く産んで!」と背中を押してくれたことが大きかったと思っています。

 

ついでに。女性側だけが頑張っていたら、いつまでたってもブラック企業、なくなりませんから!!…と、36歳のワーク・ライフバランスコンサルタントはあえて偉そうに、声高に叫ばせて頂きたいのです。

 

ライフプランは、男女を問わずすべての人たちに必要なものです。何を選び、何を選ばないのか。今後、社会人として活動していくのだから、就職活動中の皆さんには、社会を担う責任が伴います。自分たちが「こう生きていきたい」あるいは「こんな風に働きたい」という思いを実現するための努力は、何も、自分だけのためのものではないということを頭の片隅に置いて、活動していただけたら、と思うのです。

 

参考記事 http://president.jp/articles/-/10651

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ワークライフ アドバイザー
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