第11回 気持ちの切り替え
就活を続けていると辛いこと、キツイことが多々あり気持ちが落ち込むことがある。そんな時は、早く寝ることを薦める。落ち込んだ自分から元の自分を取り戻そうと、その日「癒し」に、いくら時間をかけても気持ちはなかなか回復しない。しかし、早く寝て翌日早く起きると体は切り替わっている。体は、その日の癒しを求めているよりも切り替えを求めているのである。気持ちのリセットだ。
私も仕事が終わり家に帰ると、今日の自分へのご褒美とばかりに、夜遅くまで起きて映画を見たり、音楽を聴いたり、雑誌・本を読んだりしていた。夜遅いため翌日起きる時間も遅くなり、かえって気分も優れないことがあった。それに比べ、思い切って早く寝て早起きすると、朝から癒しを求めていることはまずない。その日を少しでも意味のあるものにしようと体が動くのである。昔から「早起きは三文の得」というが本当のことであると私は思う。私自身も学生時代は、遅寝遅起きが当たり前であったが、社会人になってから生活のリズムを変えた。仕事でストレスがたまること、イライラすることがあっても、おいしいものを食べてすぐ寝ることにより、次の日はまた頑張れる体になっている。癒しのために必要以上に遅くまで起きていることはやめた。早起きのスタイルで時間に対して大切に使うようになり、時間管理にも目が向くようにもなった。
世の中の会社はたいてい朝9時から動いている。もしかしたら就活中でも早起きをし朝から行動することにより何かしらのアクションが起こせ、チャンスが舞い込んでくるかもしれない。癒しの時間や趣味の時間はもちろん大切なことではあるが、就活中の時間の使い方はもっと大切だ。なぜなら、受けたい企業は1回しか受けられないからだ。気持ちの保ちかた、モチベーションの保ち方も工夫してほしい。
結論、体に必要なのは、「癒し」ではなく「リセット」である。
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。