第27回 圧迫面接
先日学生との会話の中で「圧迫面接」という言葉が出た。毎年必ず聞くフレーズだ。そもそも「圧迫面接」というものは存在するのか?残念ながら存在するのが実態だ。ただ、恐れることはない。あくまでも「圧迫面接」というものは『面接官の演技』もしくは、『気のせい』だからだ。
『面接官の演技』というのは、わざと厳しい質問をすることにより、皆さんのストレス態勢を見ているからだ。これから社会にでれば色々な困難が待ち受けている。その困難に立ち向かえるのかを試しているにすぎない。
『気のせい』に関しては、あなたが「圧迫されている」という思い込みだ。あなたが質問に答えた時「もっと具体的に話して下さい」「他の意見もあるのでは?」「私はそうは思いませんが」「よくあるご意見ですね」などと少しつっこんで応対してくる。この返答に対して答えられるか、それとも「圧迫されている」と思いこみフリーズしてしまうかのどちらかだ。たとえ面接官につっこまれても、あわてず答えられれば圧迫でもなんでもない。そのため「圧迫面接」をされたことがないと思う学生も多数いるのも現状だ。つまり『気のせい』だ。
最近では、「圧迫面接」は控える傾向にある。なぜなら、圧迫をすることにより企業のイメージダウンにつながるからだ。学生にとっては、面接官の態度が企業のすべてになる。まさに「一事が万事」。悪いイメージを植え付けないように、細心の注意を払っている。面接官も大変なのだ。
格言:答えを否定されても、試されていると思い、毅然な態度で切り返そう。
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。