第46回 面接官
皆さんは面接官に対してどんなイメージをお持ちだろうか?学生にこの質問をすると圧倒的に「怖い」という答えが返ってくる。以前に話をしたが確かに圧迫面接のように高圧的で「怖い」面接があるのは事実であるがこちらは極めて少数派だ。大多数の面接は、面接官も皆さん同様に緊張しており、何よりも皆さんのいいところを探している。ではどうして面接官は皆さんのいいところを探しているのであろうか?
それは、面接官には報告の義務があるからである。
そもそも面接官は誰が行っているのかご存知であろうか?すべてが人事の担当者とは限らない。主に1次面接などの初期の段階に多いのだが、現場の営業や経理・広報・総務などの違う部署の人も面接を行う。つまり、面接のプロではない。このような人たちは、2次面接の面接官や上司に面接の内容を報告しなければならない。仮に面接を行い、素晴らしい学生がいたとしよう。すると面接官役の社員は、学生のどこがどう素晴らしいのか報告しなければならない。なんとなく素晴らしいでは報告としてはダメだ。だから悪いところを探すよりも学生の良いところを見つけ、それを報告するほうが圧倒的に説明しやすいのである。
格言:【面接官は学生の良いところを探している】
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。