第50回 就活塾
当コラムも早いもので今回で50回目だ。節目の50回にふさわしく『就活塾』について話したい。
就活塾の歴史は浅い。それもそのはずバブル時代には必要のない産業であったからだ。バブルが崩壊して企業に入社することが難しくなってから登場しはじめた。そのため発展途上の産業だ。しかし東京を中心に就活塾の進出は激しさを増している。それぞれの塾は、工夫を凝らしカリスマ講師を用意し差別化を図っている。
肝心なシステムであるが、基本的なカリキュラムに差はほとんどないだろう。たいていのカリキュラムは①自己分析の仕方②企業研究③エントリーシートの書き方④グループディスカッション対策⑤面接対策(模擬面接)⑥筆記試験対策(SPIなど)などが一般的だ。1回の講義が90分から180分まで幅広い。そしていつでも使用できる無料相談や自由に使える自習室を設けるなど様々だ。塾のOBによるフェローなどもある。また、内定がでなければ授業料を全額返金などユニークなシステムもある。そして気になる価格だが、およそ15万円から30万円まで差はある。
就活は年々厳しさを増す中で私は『就活塾』の必要性を強調したい。理由としては、就活について「何がわからないのかわからないことが多いこと」と「1番最初に就職する企業が今後の人生にあまりにも影響する」からである。決して15万円は高くないと言いたい。
私がおすすめする理想の『就活塾』は授業後のサポート(無料相談と自習室)が手厚いところである。
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。