第58回 志望動機6 ~数年後の自分~
志望動機の内容は、過去的な話しだけではなく未来的な話しをする必要がある。
例えば、エントリーシートや面接では「5年後のあなたはどうなってますか?」「10年後にどのようになっていたいですか?」などを聞かれるケースが多々ある。そのような質問の時にはどのように答えればよいのだろうか?
学生にとっては夢を語りたいところでもあるし、まだ社会に出たことのないため未知の世界であるのでわからないというのが本音であろう。しかし聞かれるのだからキチンと答えなければいけない。
最も残念な答え方は無難に答えてしまうことだ。例えば「部下を従え責任ある仕事についていると思います。」「誰にも負けない社会人になっていたいです。」などだ。これは当然のことで誰でも予測がつくことである。エントリーシートや面接はすべての質問が自分のアピールタイムであるため、抽象表現や一般論を述べるのは大変もったいないのである。皆さんは評論家ではない。
理想的な答えは、自分が会社を選ぶ基準を説明したうえで業務内容に結び付け、さらに未来のその業界や世の中の環境がどう変化するかを指摘しながら話しをしていくことである。つまり自分の時間と周りの環境の時間をリンクさせて述べる必要がある。
格言:未来の話は自分の未来と世の中の状況を加味して述べよう
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。