第62回 面接でよく聞かれる3
面接の始まり方は「なごやかに世間話しからスタートする場合」や「事務的に自己PRをストレートに聞いてくる場合」など企業によって始まりかたは違う。しかしいかなる場合でも油断してはいけない。特に、なごやかに話しをすすめているときには注意が必要だ。
自分が気持ちよく話しをして言いたいことが言えたと感じていても、実際には自分のアピールが全くできずに面接が終わってしまっている人がいる。これでは面接は通過しない。何回も何十回も言うが、あくまでも面接はすべての時間が自分のアピールタイムだ。
例えば「今日は道に迷わないで来れましたか?」と質問されて「迷いませんでした。」ではあまりにももったいない。面接官にとっての投げかけはすべて「あなたがどんな人なのか知りたい」がための質問だ。そのため理想的な答えは「はい迷いませんでした。以前OB訪問の際に一度訪れておりますので」「はい迷いませんでした。どうしても御社に行きたいと思い1時間以上前から、近くの喫茶店で面接の準備をしていましたので。」のような答え方だ。ただ質問に答えるだけではなく、自分の前向きな意思をプラスするかで相手の印象がまるで変わってくるのだ。
格言:面接の際、なごやかに話しが進んでいてもすべてがアピールタイムであることを再認識しよう
Author Profile
-
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
Latest entries
- 就活コラム2013年5月31日第84回 どの業界が人気か?
- 就活コラム2013年5月22日第83回 インターンシップ
- 就活コラム2013年5月8日第82回 学業の欄
- 就活コラム2013年5月3日第81回 就活塾って必要?
More from my site
著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。