第65回 生活習慣
今日も塾で講義をし、1人1人じっくり話しを聞く時間をとった。去年の12月から就活を始めたが、いまだに内定がもらえずあせりを感じている学生もいた。そこでどのように就活をやっているか尋ねると、エントリーシートを提出した企業は25社ほどあるが、面接の経験が5回しかないという。なぜ就活のスタート時期が早いにもかかわらず面接の回数が少ないのか尋ねると、部活が忙しく就活にいまいち取り組めなかったという。様々な理由と様々な価値観があるため、強制的に就活をヤレとは言えないが、少なくとも就職したいのであればある程度の時間の確保は間違いなく必要だ。それでもどうしても時間が割けないのであれば、何かを削り時間をつくらなければいけない。時間だけは誰にとっても平等な条件だ。
試しに学生に1日の生活のサイクルを聞いて驚いた。毎日起きる時間が10時から11時で寝る時間が夜中の3時という。しかも夜中にDVDをみたり、メールをしたりしているそうだ。このリズムは、もちろんよろしくない。すべてを否定はしないが、せめて内定を取るまでの時間はテレビやゲームなども控えるべきだ。そして以前話したが、早起きをするべきだ。
世の中の企業は朝9時から動いている。そのため、午前中から説明会や面接を入れれば一日の時間を有効活用できる。移動時間も有効活用し、たとえ電車に1駅しか乗らなくても就活に取り組もう。ちょっとした生活の見直しがあとで必ず力になる。
格言:時間が足りないなら、生活の見直しをしよう。1分でも貴重な時間という意識が芽生えれば結果は自ずとついてくる。
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。