第70回 体調管理
- 2012年07月31日
- 就活コラム
久しぶりに体調を壊してしまった。体調管理をすることが社会人の常識というのは言うまでもない。それでも体調を壊すと、いつも健康のありがたみを思い出す。元気であるとつい忘れてしまう。
体調管理ができていないと、社会人として信用してもらえない。仕事場は言わば戦場だ。戦場に「体力がない人」「休みがちな人」などと一緒にいたくはない。だから日頃の行いが非常に大切になってくる。特に食生活と睡眠に気を使おう。
食生活に関しては、テレビや本などで「ビタミンを取りましょう、繊維質の野菜を取りましょう、塩分と脂質を控えましょう」などとよく耳にするが、なかなかできない。そこでアドバイスとしては「毎日できる限り違うものを食べる」ということを意識してほしい。食べているものを1週間でも記録をとるとよくわかる。意外と似たものを食べていることに気づく。例えば、コンビニを利用するときだけでもその傾向はつかめる。「おにぎりを買うときはどれを選ぶか?」「飲み物は何を選ぶか?」。意識して色々なものを食べることがバランスに繋がる。
睡眠は平均で6~7時間とろう。睡眠不足は毎日の生活に支障をきたすが、寝過ぎは老化につながる。また寝る時間を一定に保つことで体に対する負担は減る。
就活は長丁場だ。毎日の健康に気を配ろう。
第69回 夏休み
- 2012年07月22日
- 就活コラム
大学生はそろそろ夏休みに突入したのではないだろうか?4年生にとって今は、企業がお盆に入る前までの駆け込みの時期だ。3年生は本格的に就活する前の準備期間であり、人によってはインターンに参加するところであろう。今日は4年生ではなく3年生の夏休みについてふれたい。
就活を意識しインターンに参加をしている学生は、是非積極的に頑張ってほしい。就活とは関係なく何か打ち込むことがある学生は、それを全力で頑張ってほしい。
学生時代の経験は今後の人生にとっては非常に大切なものになる。よく就活雑誌には「夏休みを利用し、普段経験しないようなことをしよう」などと書いてある。しかもそのあとのコメントとして、「このあとの就活の時に話すネタを作るために何かを経験することはやめよう」のような正論がよく書いてある。私は、あえて言いたい、「就活のためにネタを作るのは賛成だ」。なぜならたいていの学生はそれでも動かないからだ。
インターンなどにも参加せず、ただ時間をいつも通り過ごしているくらいなら、よっぽどあえて就活を意識して何か新しいことに挑戦して、話しのネタを作るほうがプラスになる。何か新しいことに挑戦することにより見える世界が必ずある。
格言:就活のネタつくりのために動くのは、本来は本末転倒ではあるが、それでも何もしない学生よりは必ず良い経験になる。
第68回 聞く
- 2012年07月21日
- 就活コラム
就活のスキルということではなく社会人として必要なことで、人の話しを「聞く」ということがある。
「話す」ことがとても上手な人は意外と多いが、「聞く」ことが上手な人は意外と少ないと私は感じる。「聞く」ことは頭の中に情報を取り入れることでインプット、「話す」ことは情報を周囲に伝えることであるためアウトプットと言える。
相手が興味がわく話をするためには、良質な情報を取り入れなければいけない。アウトプットするためには、それなりのインプットが必要になる。
インプットの方法は本を読んだり、人から話しを聞いたりするところから始まる。日常生活の時間で考えると圧倒的に、人から情報を得る機会が多いだろう。少ないインプットからアウトプットするよりも、多くのインプットからアウトプットをするほうが質がよくなる。そのため、まずは相手の話しを素直に聞く姿勢を身につけたい。そこから良質のアウトプットがはじまる。
就活でも面接の際に必要な「話す」を円滑にすすめるためには、周りの人の話しを「聞く」ところからはじめよう。
格言:良質な話しをするためには、まずは人の話しを素直に聞こう
第67回 1分間
- 2012年07月18日
- 就活コラム
面接は散々アピールの場であることを伝えたが、その伝え方が難しい。
例えば面接時間が20分間だとして、仮に20分間すべて自分が話したら通過するのか?それは当然通過しない。面接は相手がいるため会話が主になる。一方的に話して受け入れられるわけはない。独りよがり、自己満足はダメだ。
では、1つの質問に対して、どれくらいの時間で返せばいいのか?
それはどんなにかかっても1分以内で返事をするべきだ。「短いのでは?」と感じた人もいるであろう。しかし、1分は意外と話せる。文字数にしておよそ200字くらいだ。それ以上話しをしていると、質問に対して的確な答えができなくなり、話しもまとまらなくなる恐れもある。何よりも聞いているほうも大変だ。
会話はわかりやすいが前提だ。伝わらなければ意味がない。1分間がどれくらいかが、いまいちつかめなければ、ストップウォッチを使って練習してみよう。また話すネタとして、ノートに200字でいくつか書いておくのも効果的だ。
格言:質問の答えはコンパクトにまとめ、1分以内でインパクトを出そう
第66回 7月だけど・・・
- 2012年07月14日
- 就活コラム
7月ももうすぐ折り返しだ。この時期に採用担当者が面接の際に必ず聞くことがある、「なぜいまの時期まで就活をしているのか?」だ。
2013年卒であれば、2011年12月から就活が一斉にはじまり8か月がたった。もちろん早くに内定をとり、同学年でも就活を終えている人はいる。しかし、内定を取れていない学生も多数いる。そこで担当者はこの8か月間は何をやっていたのかが大変気になる。
人によって、「12月から全力で就活をしていたが全く内定がとれずに今日まできてしまった」「どうしても譲れない出来事があり、就活ができなかった」「単純に遊んでいて出遅れた」と様々な理由があると思う。どんな理由があるにせよ、時間はやはり誰にとっても平等なため、「いつから就活をはじめ、なぜ7月まで就活をしているのか」をハッキリさせていないといけない。
採用担当者に変な誤解をされないよう、「 自分に合う企業を探しに探した結果、時間が掛かってしまった」のような言い回しが必要になる。そのうえで、これまでの就活を通して感じた自分の就活観や仕事観を話せるようにしておきたい。企業は目的があって時間を費やしてしまった人は見捨てないだろう。
格言:今の時期に就活をやっている理由を整理しよう。そのうえで仕事観を言えるようにしよう。