第20回 企業の選び方1
前回の続きだが、まだまだ就活は途中の段階だ。これからの修正で、内定を勝ち取ることは可能だ。ただ、適当に闇雲に企業を選んでいては、難しいであろう。実際に、受ける企業のタイミングで大きく変わるのが就活でもある。
日本には、会社組織というものが約400万~800万社存在する。そして、大学生が毎年40万人~50万人が就職活動を行う。つまり、圧倒的に学生の人数より会社組織のほうが多いのである。しかし、なぜ就職率が100%にならないかというと、今の学生のほとんどは就職検索サイト(リクナビやマイナビ)を利用して就活をしているからだ。就職検索サイトに載っている企業の数はせいぜい1万社程度。すべての企業を網羅するにはほど遠いのである。そのため、検索サイトに載っていない企業は、学生にとっては世の中に存在しない会社とイコールになってしまうのである。そして、学生は検索サイトに載っている少しでも名前が聞いたことがある企業に応募するのである。だから、知名度が高い企業の競争率は非常に高いのである。単純な話し、知名度が低い会社であれば内定をとれる可能性は高まるのである。
「そんなことわかっているよ」と批判されそうだが、この続きは次回にする。
Author Profile
-
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
Latest entries
- 就活コラム2013年5月31日第84回 どの業界が人気か?
- 就活コラム2013年5月22日第83回 インターンシップ
- 就活コラム2013年5月8日第82回 学業の欄
- 就活コラム2013年5月3日第81回 就活塾って必要?
More from my site
著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。