第28回 集団面接
面接の種類は数多くないが、個人面接に対して集団面接というものはある。集団面接にもポイントがあるので今回はそこをお伝えしたい。
集団面接は、選考の初期の段階で行われやすい。その理由は学生同士を比較しやすく 、ふるいにかけやすいためだ。つまり、学生を絞りこむために行う。限られた時間に複数の学生をみるには向いているが、1人に対してつっこんだ質問をされないために簡単な質問が多い。そして個人面接と違い、自分が質問されていない時は休みの時間がある。しかし当然だが本当に休みではない。他の学生の話を絶対に聞いていないといけない。話している相手を見ることと相槌も必要だ。面接ではすべてがチェック項目のため、他の学生の話しているときも選考されている。そして必ずと言っていいほど、「●●さんの意見を聞いてどう思いますか?」という質問が飛んでくる。ここで注意したいのは、「●●さんの●●はすべらしいです」「●●さんの意見に同感です」で終わりにしてはいけないということだ。あなたは評論家ではない。良い悪いで終わらせてはいけない。面接はあくまでもすべて自分のアピールタイムに使ってほしい。そのためもし「●●さんの意見を聞いてどう思いますか?」という質問をされたら、「●●さんの●●は~思います。実際、私は▲の経験から~を学びました」のように自分の話にもってくるとアピールポイントになる。
格言:集団面接では、他の学生がいるがすべての時間が自分のアピールタイムである
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。