第59回 嘘をついてもいいか?
エントリーシートや面接において正直に答えないといけないのか?
就活にテクニックみたいなものは存在する。それを学んで効率よく内定をとってしまえば手段を選ばないで、見せかけの自分を演じればいいという考えもある。しかし私はそれは絶対に間違っていると思う。やはり選考の中で嘘はついてはいけない。 嘘をついてはいけない1番の理由は、一度嘘をついてしまうと一生嘘をつかなければならなくなるからだ。 それは相手に対して失礼であるし、何よりも自分の将来のためにもよくない。そんな偽りの姿では、楽しい社会人生活をおくることはできない。
反対に 自分は白黒ハッキリしていないとダメだから、嫌なことやダメなことを言わないわけにはいかない。そのため嘘など言わずありのままの自分で勝負すると考える学生もいると思う。しかしその考えもいささか不安である。というのも、必要のないことはあえて言う必要のないからだ。例えば、テレビの CMや結婚式などは必要のないことは言わない。メリットばかりを強調して話しをしている。しかし決して嘘はついていない。つまり、言い方や表現の問題であり、視点の違いである。
格言:面接で嘘はダメだが、ありのまま話すことは必要のないことを言うということではない。
Author Profile
-
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
Latest entries
- 就活コラム2013年5月31日第84回 どの業界が人気か?
- 就活コラム2013年5月22日第83回 インターンシップ
- 就活コラム2013年5月8日第82回 学業の欄
- 就活コラム2013年5月3日第81回 就活塾って必要?
More from my site
著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。