第72回 内定ブルー
日がたつのも早いものでもう8月だ。大学生にとっては夏休み真っ盛りである。特に内定をもらった学生にとっては学生時代最後の夏休みを満喫しているところだと思う。しかし、内定をもらった人の中には「自分はこの会社でよかったのだろうか」と悩んでいる人もいるのではないだろうか。まだ内定をもらえず就活を続けている人からすれば、なんと贅沢な悩みであると感じるであろう。
実際に結婚をすると決めてから「本当に結婚する相手はこの人で良かったのだろうか」と悩む『マリッジブルー』と同じように、就職先が決まり内定が出た後に悩む『内定ブルー』に陥る人が毎年いる。もしこの状況に陥ってしまったら、とにかくまずは両親に相談してみよう。自分のことをまず第一に考えてくれる親だからこそ一番良い考えが聞けるはず。ましてや人生の大先輩でもある。友人よりもこの時は適切な意見を聞けると思う。
もし両親がつかまらなければ、信頼できる人にうちあけよう。とにかく1人で考えていることが一番よくない。できる限り気持ちを聞いてもらえるようにしよう。口にだせば落ち着く。
また現実として、どこの企業に入社しても、3年未満に関してはおそらく社会人としての基礎を勉強する時間であるため、ある意味どこの企業に行っても同じであると言える。そのため、学生時代にイメージがわかない社会人のことを考えるよりも、とにかくまずは1度就職をすることをすすめる。長い人生、考えるのはそれからでも決して遅くない。
格言:内定ブルーは、とにかく話しを聞いてもらおう。特に親は適任だ。
Author Profile
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2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。
都内の某百貨店に勤務。
その後、都内の大学で就職活動を支援。
現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。
エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。
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著者プロフィール
就活コンサル:亜川ヒロ
2003年3月都内の私立大学経済学部卒業。 都内の某百貨店に勤務。 その後、都内の大学で就職活動を支援。 現在、就活塾の現役講師。執筆活動も行う。 エントリーシート対策、面接対策、ビジネスマナー専門。