第10回 GAP
- 2012年04月23日
- 就活コラム
前回の体育会系の話をして、思い出したことがある。人はGAPに弱い生き物であるということを。
例えば、明らかに体育会系の男子が、自己PRをするときに「自分は気合と根性だけは負けません」というよりも、「私の趣味は日記をつけること」ですという男子のほうに興味がわく。なぜなら、見た目とのGAPがあるからだ。
自己PRや志望動機を書いていると、自分の最も自信があることを書くが為に、個人の性格がまるで1つしかないような錯覚に陥る。人間は性格が一面性であるということは決してない。人間は、多面性の生き物だ。では多面性をどのように伝えたら良いのか?それは、書くことではなく話す際に表現すればよい。つまり使い分けだ。エントリーシートなどの書く行為の時は、強調するために一面性をピックアップする。それに対して面接においては1つのことというよりもGAPを見せたら最高だ。見た目とのGAPに弱いのは、面接官も同じだ。恋愛もいっしょのはず。見た通りの人よりも、接した人しかわからない特徴のほうが魅力的に映る。ショックをうけるかもしれないが友達や先輩などに自分の第一印象を聞いてみるのも一つの手である。もし自分が思っていなかった答えがかえってきたらそれがGAPになる。試してほしい。
結論として、人はGAPに弱い。言わなくてもわかることと、言わないとわからないことは整理しておく必要がある。
就活も「良い声」で有利に ボイストレーニングが人気
- 2012年04月23日
- TAC
声が通りにくい、相手から聞き返される…。そんな悩みを解消したいと、「ボイストレーニング」教室が人気だ。歌が上手になりたい人のためのトレーニングというイメージが強かったが、最近では、営業職の会社員、主婦や就職活動中の大学生らも受講。「声」に磨きをかけたい人が増えているようだ。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120423/trd12042308000008-n1.htm
就活スクールでも自己分析やES添削などの科目にボイストレーニングを導入してみてはいかがでしょう?
かりゆしで就活 あり?
- 2012年04月23日
- TAC
職場ではスーツに代わってすっかり定着したかりゆしウエア。新卒採用を「かりゆし面接官」が担当するのも普通になった。だが、就職氷河期のなか汗をかきかき職探しをする学生に、あえてリクルートスーツ以外で、という動きはほぼ見られない。もし学生がかりゆしウエアだったら、採用する側はどうする?
沖縄ならではですね。
第9回 体育会系は有利か?
- 2012年04月22日
- 就活コラム
今回の話も必ず一度は聞く、就活での噂だ。
「体育会の人は有利らしいよ」という噂。実際のところはどうか?私は、有利であると思っている。なぜなら、面接官が評価しやすい要素を彼らは持ち合わせているからである。
体育会の人のイメージは、毎日血のにじむような練習と努力、さらに先輩・後輩などの上下関係の中で揉まれ、心・技・体を磨いており、常日頃から、修練を積んでいる環境にいる。この事実は、これから会社に入り待ち受ける世間の荒波、職場の上司とのやりとり、取引先とのやりとりに近いものがある。すなわち社会に出て厳しい状況にも耐えられる精神力が彼らには備わっている可能性が高いと判断しやすいのである。だから、体育会の人は有利になる可能性が高い。さらにもう一点体育会系が人気である点がある。それは、主体性がないことだ。彼らは、上下関係が絶対である。つまり、会社の体質がガチガチの年功序列であり上司の言うことは絶対であるという会社にとっては、主体性を持たない人間が望ましいのである。就職活動をする時には、主体性がありリーダーシップがとれる所などをアピールしたいところだが、必ずしも企業が主体性のある人間を求めれているとは限らないことを知っておいてほしい。これは、野球でいうところの4番バッターばかりいてもしょうがないこと同じである。足が速い人がいたり、守備がうまい人がいたり、会社にも様々なタイプが必要なのである。
体育会の人間を好む傾向はあるが、体育会の人じゃないと就職できないわけでもないし、体育会の人にかなわないわけではない。ましてや、私も体育会の人間でもないし、サークルにさえも所属していなかった。仮に体育会に無所属であっても20年以上生きているのであるから、誰にだって自信をもって熱く語れる経験はあるはずだ。それを面接官に思い切りアピールすればいいのである。これまで過去に経験したことが、今後就職するにあたりどのように活躍できるかをアピールすればいい。
「なんとなく」から「目的ありき」へ~就活生応援「就トモCafe」オープン
- 2012年04月22日
- TAC
人材サービスを手がけるアクサスコンサルティングジャパンは、5月7日より、就活生に向けて「知る・学ぶ」「行動する」「共有する」プロセスを通じ、就活生同士で気持ちと情報を共有するシェアスペース「就トモCafe」を提供すると発表した。
ベータ版が楽しみですね。
4月24日の紙面は…就活に役立つ新聞の読み方です
- 2012年04月22日
- TAC
メーン記事は、就活に役立つ新聞の読み方です。社会人になってから新聞は欠かせません。今から身に着けておきましょう。「小宮一慶の仕事力入門」は、ものごとを正確に見ることについて、もう一つのコラム「原田デスクの新・必勝講座」では、面接での話し方について考えました。「人事の眼」は、電子部品メーカーの村田製作所です。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/syuukatsu/on/20120420-OYT8T00920.htm
記事に対して自分の考えをアウトプットができれば尚良いですね。
第8回 大学受験は頑張ったのに・・・
- 2012年04月21日
- 就活コラム
皆さんは大学に入学するときには、頑張って入学したはず。そして、大学生活に夢を描いていたのではないか?もし、大学受験を頑張ったのに就活を頑張らない人がいるとしたら、それはおかしいと思う。
日本には義務教育があり、教育システムが充実しているように感じる。そのため、教育というものが、小学校から大学まで一つのまとまりのような感じがするため、大学受験が終わった段階で、まるで全てが終了のような雰囲気がある。でもそれは大きな間違いだ。この先の人生のほうがはるかに長いのだ。社会人としての出発点をもっと真剣に考えるべきだ。もし納得して就職できれば仕事に集中でき、よりスキルを磨ける可能性も高まる。嫌いなことより、当然好きなことのほうがいい。時間を忘れるくらい好きなことが、皆さんの中にもあるだろう。例え、それがゲームをやっている時なのか、本を読んでいる時なのか、人それぞれ違うと思う。仕事も同じだ。好きなことであれば、時間を忘れられる。人間は、寝る時間を除けば、確実に働いている時間が一番長い。せっかく自分の人生の貴重な時間を費やすのだ、少しでも好きなことをできる環境に飛び込むべきだ。だから、今後の人生のために今息切れをしてはいけない。面接の結果次第で落ち込むこともある。しかし、ここで止まらないでほしい。人生はこれからだ。
ディスコ~『日経就職ナビ2013 就職活動モニター調査』(2012年4月)結果
- 2012年04月21日
- TAC
就職情報会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2013年3月卒業予定の大学生モニター(大学4年生、理系は修士2年生を含む)を対象に4月1日~9日の期間、インターネットで就職活動に関する調査(第4回)を行いました。(回答数1,216人)
自己分析が課題ですね。就活スクールに通いましょう。
就活生必見! 距離・時間・コストの壁を越える“Ustream会社説明会”とは?
- 2012年04月21日
- TAC
東日本大震災における活躍が記憶に新しい『Ustream(ユーストリーム)』*。ライブビデオストリーミングなどのプラットフォームを提供する動画共有サービスだ。視聴者とのチャット、視聴者からの投票などの機能があり、手軽に“生放送”ができるため、法人個人問わず積極的に利用されている。まだまだ成長過程ではあるものの、玉石混淆のソーシャルメディア業界において、様々なビジネス・サービスを生み出しうるポテンシャルの高いプラットフォームと言えるだろう。
こういった取り組みはいいですね。近い将来面接もSkypeで行うかもしれません。
第7回 就活にミラクルはある?
- 2012年04月20日
- 就活コラム
就活には色々な噂がつきない。そんな噂の代表格にあるのは、毎年必ず一度は聞く、武勇伝がある。「面接官の前で一発芸をやったら内定がもらえた」「面接が免除になった」「大学2年生の内に内定を取った」などの様々な武勇伝を聞く。しかし、あくまでも噂にすぎず、「実際にはそのようなことが本当なのか」と、私も学生の時には疑っていた。ただ、あることをきっかけに考え方が変わった。それは、私の弟の就活のことだ。
私の弟は、大学3年生の秋ごろから就活を初めていたごく普通の学生だった。エントリーシートを書いては落ち、面接を受けては落ちの繰り返しであった。ところが、ある会社を受けた時、これまでの苦労がうそのようなことが起こった。弟は、受けた会社の面接官の目に留まり、本来複数回面接を受け、筆記試験を受けるべきところを、免除され1次面接で内定をもらった。しかも、皆さんが良く知っている有名企業だ。当時私はとても信じられなかったのを覚えている。悪くは言えないが弟は決して突出している点はなかったはず。ましてや、有名1流大学の出身でもなければ、一発芸などもしてはいない。むしろ中堅私大に通う普通の学生だ。他の学生との差はなかったはず。しかし、実際には即内定をもらえた。もちろん私の弟は、現在この会社に勤めている。何がポイントであったのか、未だに本人もわからないという。
語り継がれている、武勇伝のマネをする必要は全くない。しかし、大学受験のように、試験を受け合格ラインに達しないと不合格のような、明確なルールがないのも就活。人事の担当者とあなた自身のフィーリングがあえば内定がもらえる。就活には、ミラクルは存在する。もちろんミラクルを期待して就活を行うとかなり辛いものがある。しかし、大学のブランドのような偏差値の差などない。必ずしも学歴勝負にならない就活は捨てたもんじゃない。自分のやっていることを信じて努力続けてほしい。必ず実を結ぶはずだ。