第16回 人事が本当にほしい人材
- 2012年04月30日
- 就活コラム
ゴールデンウィークは、企業の採用活動が止まっているため、少しでも充電したいところだ。人事の担当者もゆっくり休みをとっていると思うが、採用側の本音についてふれてみたい。
採用担当者の学生に求める条件の一つに欠かせないものがある。それは、辞めない人間だ。せっかく採用したのにすぐに辞めてしまうような人材はいらない。裏を返すとすぐ辞めるような人を採用したということで人事の責任にもつながる。そのため面接をうける場合、もし仮に3年働いて3年後に転職や独立を考えていても、そのことは言わないほうが賢明だ。ましてや最初の3年は、社会人としてのルールを覚えたり、基本的な仕事内容を覚えたりで、会社としては未来に活躍してもらうための先行投資なのだ。そのため、せっかく会社のルールを覚えてもらって、これからバリバリ働いてもらう前に辞めてしまったら元も子もない。もちろん辞める可能性が高いことを知っていて、意図的に大量採用をして、鎌をかけている企業も存在する。しかしそのような企業は、超過酷な労働であったり、休みがなかったり、ノルマがきつかったりなどの何かしらの問題がある企業だ。そのような「人を使い捨てにするような企業」は、受けない方が賢明だ。
基本的には人事担当者が望むのは、辞めないという前提で継続的に努力ができる人間がほしいのだ。そのため、記念受験のような芯の通っていない学生はすぐに見破られる。大学のブランドに魅かれるわけではない。
就職支援:企業研修で正社員登用へ 61人の“就活”スタート−−香川県 /四国
- 2012年04月30日
- TAC
就職が決まっていない大学卒業生を支援しようと、香川県は県内企業への就職を支援する研修制度を進めている。国の緊急雇用創出基金を利用して11年度から開始した事業で、今月から男女61人の研修生が新たな“就活”を始めた。【浜名晋一】
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20120428ddlk39100719000c.html
研修期間中給与がいただけるのはありがたいですね。
学生に連休なし?でも就活で収穫 福井で合同就職面接会
- 2012年04月30日
- TAC
来春卒業予定の学生を対象とした合同就職面接会「ふくい雇用セミナー」が28日、福井県のサンドーム福井で開かれた。学生1026人が、真剣な表情で企業の情報収集や面談に臨んだ。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/34454.html
残念ながら学生の皆さんはGW休み取れませんね。
第15回 もう就活?
- 2012年04月30日
- 就活コラム
先日、某就活塾の説明会にお邪魔した時驚いた。もうすでに、2014年卒業の学生が就活を始めようとしていることに。大学3年生になったばかりという時期でもあり、何よりも現在大学4年生でもまだ内定をもらっていない人が多数いる中ですごい光景だ。内定をもらっていない大学4年生が見たら、間違いなくいい気持ちはしないだろう。いずれにしても、何かを意識し早めに行動を起こすことは、とても大切なことだ。
しかし、もし大学3年生に本音でアドバイスをするのであれば「もっと遊べ」と言いたい。でもそんなことを言えば「遊んでいる時間なんてないです。人生がかかっていますから」と言われそうであるが、であれば「もっと大学の勉強しろ」とも言いたい。
「遊べとか勉強しろ」など正反対のことを言われても「どっちかはっきりしてほしい」と怒られそうだが、結論はどっちもだ。私が言いたいのは行動の内容ではなく、どれだけ真剣に本気で物事に取り組めるかだ。
学生の本分は勉強であるので本来は勉強を薦めるべきであろうが、遊びも広い意味では人生の勉強になる。勉強でも遊びでも真剣に本気で取り組めば必ず人として成長する。皆さんにはその成長体験を一つでも積んでほしい。人生は、まだまだ長い。しかし、学生時代のように時間がとれるケースは、この後の人生の中ではなかなか考えにくい。特に企業に勤めるのであればなおさらだ。学生時代の時間がいとおしくも感じる。だから今は身近に存在していることに本気で真剣に取り組んでほしい。その頑張りや努力が必ず、今後の人生に活かされる。それでも、どうしても心配で就活をしたいのであれば、OB・OG訪問を薦める。最初はアポイントをとってOBやOGとただ話をするだけでもいい。とにかく色々な人と接すれば、それだけでも勉強になるはずだ。アポイントを取ること自体に抵抗をおぼえ緊張するとは思うが、本気で今から就活の準備をしたいのであれば是非やってほしい。人間の成長は人との出会いからも起こるからだ。社会人の名刺を集める気持ちで、気軽にスタートするのも一つの手かもしれない。
2013年卒大学生の就職内定状況は!? 2012年3月度速報版を発表
- 2012年04月29日
- TAC
株式会社リクルートは、2013年卒業予定のリクルート就職活動モニターの大学生および大学院生を対象に、WEBアンケート調査を実施。3月1日時点での調査結果を発表。卒業後の進路として、大学生の就職志望率は95.8%、理系大学院生は同98.8%と大学生全体より3.0ポイント高かった。
就職活動を実施していない残りの1%の学生は、何をしているのか気になります。
スコープ2012:就職事情、依然厳しく 既卒者に募る不安
- 2012年04月29日
- TAC
来春卒業する予定の大学生や既卒者の就職活動が本格化している。岡山労働局が27日発表した今春卒業の大学生の就職決定率は91・1%と3年ぶりに90%台を回復した。だが、就職事情は依然として厳しく、不安を募らせながら就職活動を続ける既卒者も多い。新卒の大学生向け会社説明会の開始が2カ月遅くなり、「会社を選ぶ時間がない」と戸惑いの声も漏れている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120428-00000263-mailo-l33
深刻ですね。
第14回 就職浪人はあり?
- 2012年04月28日
- 就活コラム
明日から、ゴールデンウィークだ。企業の採用活動も事実上一休みになる。就活中の唯一の充電期間であるので有効にゴールデンウィークの時間を活用してほしい。
あまり話題にしたくはないが、今就職活動にあせりと不安をかかえている学生は非常に多いと思う。そんな学生の中には、今年の採用はうまくいかなかったから、就職浪人をして来年に仕切り直しをしようと考えている人も中にはいるであろう。しかし、私は就職浪人は薦めない。その理由は、私の実体験の中で説明しよう。
私は大学3年の11月から就活をスタートし、途中色々なことがあったが大学4年の5月にはようやく最終面接まで駒を進めた会社が2社あった。私の気持ちの中では最低でもどちらかの1社で内定が出るだろうと高を括っていた。しかし、結果は2社とも落ちてしまった。大学4年の5月といえば、ある程度は、内定をもらっている人がいるような状況。私は、2社のどちらかには内定をもらえると思っていたため、正直他の会社の選考をあまり本気で進めてはいなかった。私はやる気が一気に冷め絶望感でいっぱいになった。もう私は就職ができないとさえ思った。今から頑張れる自信を失ったため、就職浪人を考えた。しかし、時は2002年の大不況の真っただ中。来年に持ち越したから言って就職ができるという保証はない。そもそも受けてみたいと思った会社が募集していないところさえあった。来年に持ち越したとしても、来年に受けたい会社が募集かけるという保証はない。景況感がさらに悪くなれば、募集自体を見合わせる。会社側も毎年募集しているという型にはまったマニュアルを敷いているわけでないのだ。採用は会社の体力に左右される。その為、安易な就職浪人はリスクが高いと思い、私はもう一度ゼロから就活を続けよう、受けてみようと考え直した。
つまり、もし仮にいいきたい企業があとから気が付いたとしても、来年本当に募集するかわからないような状況であるため、就職浪人という選択肢を選ぶのではなく今を一生懸命努力し続けてほしい。
就活短縮で気をもむ北陸企業 早期退職を懸念
- 2012年04月28日
- TAC
2013年春採用の就職活動期間が例年より2カ月短縮した影響に、北陸の企業が気を もんでいる。人事担当者からは「学生の会社研究が不足している」との声が相次ぎ、学生 のエントリーが大手に集中したため応募者数が減少した企業もみられる。学業専念を狙っ た就活の短縮が、人材獲得にマイナスに働いている側面もあるようだ。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20120428301.htm
採用に及び腰な起業が多いですね。
「シューカツ(就活)」の深層
- 2012年04月28日
- TAC
スタートが2カ月遅れた今年の就職活動。厳しい状況が続いており、2月1日時点での大学生の内定率は80.5%にとどまっている。新卒の有効求人倍率は1倍を超えているのに、就職先が決まらない大学生も依然としている。
何事も熱意が大事なんですね。
大卒に「中小」人気、14年ぶり大企業上回る
- 2012年04月27日
- TAC
リクルートは25日、2013年3月卒業予定の大学生・大学院生の求人状況に関する推計を発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120426-00000036-yom-bus_all
地方の中小ならまだまだ求人はあるのではないでしょうか。