第59回 嘘をついてもいいか?
- 2012年06月30日
- 就活コラム
エントリーシートや面接において正直に答えないといけないのか?
就活にテクニックみたいなものは存在する。それを学んで効率よく内定をとってしまえば手段を選ばないで、見せかけの自分を演じればいいという考えもある。しかし私はそれは絶対に間違っていると思う。やはり選考の中で嘘はついてはいけない。 嘘をついてはいけない1番の理由は、一度嘘をついてしまうと一生嘘をつかなければならなくなるからだ。 それは相手に対して失礼であるし、何よりも自分の将来のためにもよくない。そんな偽りの姿では、楽しい社会人生活をおくることはできない。
反対に 自分は白黒ハッキリしていないとダメだから、嫌なことやダメなことを言わないわけにはいかない。そのため嘘など言わずありのままの自分で勝負すると考える学生もいると思う。しかしその考えもいささか不安である。というのも、必要のないことはあえて言う必要のないからだ。例えば、テレビの CMや結婚式などは必要のないことは言わない。メリットばかりを強調して話しをしている。しかし決して嘘はついていない。つまり、言い方や表現の問題であり、視点の違いである。
格言:面接で嘘はダメだが、ありのまま話すことは必要のないことを言うということではない。
第58回 志望動機6 ~数年後の自分~
- 2012年06月29日
- 就活コラム
志望動機の内容は、過去的な話しだけではなく未来的な話しをする必要がある。
例えば、エントリーシートや面接では「5年後のあなたはどうなってますか?」「10年後にどのようになっていたいですか?」などを聞かれるケースが多々ある。そのような質問の時にはどのように答えればよいのだろうか?
学生にとっては夢を語りたいところでもあるし、まだ社会に出たことのないため未知の世界であるのでわからないというのが本音であろう。しかし聞かれるのだからキチンと答えなければいけない。
最も残念な答え方は無難に答えてしまうことだ。例えば「部下を従え責任ある仕事についていると思います。」「誰にも負けない社会人になっていたいです。」などだ。これは当然のことで誰でも予測がつくことである。エントリーシートや面接はすべての質問が自分のアピールタイムであるため、抽象表現や一般論を述べるのは大変もったいないのである。皆さんは評論家ではない。
理想的な答えは、自分が会社を選ぶ基準を説明したうえで業務内容に結び付け、さらに未来のその業界や世の中の環境がどう変化するかを指摘しながら話しをしていくことである。つまり自分の時間と周りの環境の時間をリンクさせて述べる必要がある。
格言:未来の話は自分の未来と世の中の状況を加味して述べよう
第57回 志望動機5 ~職種~
- 2012年06月28日
- 就活コラム
面接の際に「職種」の希望を聞かれることがある。自分のなかでは「企画立案をやりたい」や「広報をやりたい」などを考えている人もいるだろう。やりたいことを意思表示することは大切だ。
希望職種を聞かれて最も多い返答は、「営業を経験して現場を知ってから、将来的には企画をやりたい」という考えが最も多い。実際に企業に就職してから1番最初に配属になるのは「営業職」が最も多い。
「営業」と聞いて皆さんはどのようなイメージを持っているであろうか?どうしても学生には、「営業=ノルマや外回り」のイメージが強い。しかしそれだけなのであろうか?
「営業」といっても色々な営業がある。提案を行いながらする営業や問題解決などを行うコンサルタントのような営業などもある。営業だからと言って企画が全くできないということはない。むしろ企画力や提案力を必要とする営業もある。典型的なのは広告代理店のように形に見えないものを提案する営業だ。その他にも、消費者に対して行う営業や法人に対して行う営業、1人で行う営業やチームで行う営業など、営業とひと口に言っても色々あるため、イメージで営業をやりたくないなど決して思ってほしくない。
企業によって営業のスタイルは違う。自分にあっているスタイルを見つけ、イメージでの就活はやめよう。
採用原則は「笑い、感動、ホスピタリティ」-キャリアブレイン・介護事業者向けセミナー
- 2012年06月27日
- TAC
キャリアブレインが主催する介護事業者向けセミナー「離職率7割からのV字回復」がこのほど、東京都内で開かれ、日本介護協会理事長で、いきいきらいふ代表取締役の左敬真氏が講演した。左氏は、職員の離職率が約7割に達した5年前から、新卒採用への応募が定員に対し約250倍に達するまでの軌跡を紹介。また、優秀な人材を確保する原則として、「笑い、感動、ホスピタリティ」の有無を見極める必要があると訴えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000005-cbn-soci
ホスピタリティはホテルだけではなく今は介護にも求められるのですね。
三井物産、内外の留学生に会社説明会 就活時期のずれに配慮
- 2012年06月27日
- TAC
三井物産は26日、海外の大学に通い、夏季休暇で帰国中の日本人留学生や日本在住の留学生らを対象にした会社説明会を東京・恵比寿のカフェで開いた。29日までの4日間で約400人の参加を見込んでいる。公務員試験などで春に就職活動できなかった学生も対象になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000603-san-bus_all
帰国子女にとってとてもありがたいですね。
新卒就活、内定企業について。 アパレル総合職と郵便局窓口営業
- 2012年06月26日
- TAC
文科省も認定する大学の「ボランティア授業」。
- 2012年06月26日
- TAC
例年より2ヵ月遅れの昨年12月1日に始まった、2013年大卒予定者の就活戦線。今まさに内定のピークを迎えているが、この7ヶ月間の就活で、自分自身の「社会経験不足」を実感した学生も多いのでは?
この取り組みをする大学はますます増えそうですね。
就活生と企業の相性診断 リクルート、適性テスト改良
- 2012年06月25日
- TAC
就職活動中の学生と企業との相性まで診断します――。リクルートは企業が採用活動に使う就活生の適性テストを11年ぶりに改良し、来年1月から提供を始める。各地の専用の拠点などでテストを実施し、個人の性格や能力だけでなく、新たに企業や部署への適応力を診断できるようにする。新入社員が組織になじめず、早期に離職する例が多いことに対応する。
早く手にとって見てみたいですね。
就活中継 「いい学生」と「普通の学生」の差別が可視化と専門家
- 2012年06月25日
- TAC
2013年度の就活で改訂・倫理憲章はちゃんと守られているのか。各種データを元に分析すると、学校間格差がくっきりと浮かび上がる。誰のための、何のための憲章改訂だったのか、作家で人材コンサルタントの常見陽平氏が解説する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120624-00000017-pseven-soci
何かと裏があるのですね。
第56回 志望動機4
- 2012年06月24日
- 就活コラム
志望動機を語るうえで忘れてはいけないことは「ビジネスの視点」を持っているかだ。企業はボランティア団体ではない限り、利益をあげないと会社として存続はできない。よく学生は「環境問題に取り組みたい」や「福祉の分野に力をいれたい」などのような話しをしたがるが、会社のお金は湯水のごとくあるわけではないため、儲けにならないようなビジネスとかけ離れた意見は聞きたくない。
企業のホームページでは企業の良いイメージを持ってもらうために高齢化社会を意識しているような画像や環境に対して配慮などのコメントが多数みられるが、そのようなことばかりやっている企業はそうは多くない。ホームページだけの情報を鵜呑みにするのは危険だ。また「好き・かっこいい・かわいい」などの消費者的な視点も採用担当者は望んではいない。ファンを求めているのではない。一緒に働きたい人を求めている。
学生に必要なのは、社会全体からの業界の位置づけや業界の環境などを自分なりに調べ、自分なりの考えを持つことだ。「社会全体の視点」が必要だ。それには色々な業界について把握していなければ語ることはできない。複数の業界を知るには新聞を使うのも手だ。1つの業界に固執することなく、アンテナは常にはっていたい。