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第74回 失敗


人は死ぬまでに何回「失敗」をするのだろうか?一度も「失敗」を経験しないで人生をおくることはできない。大小の差はあれ、人は人生の中では必ず「失敗」を経験する。そして「失敗」を経験することにより人は成長する。

就職活動とは人生の中でも短期間で複数の「失敗」を経験する期間かもしれない。1回も「失敗」することなく内定をもらう人は極少数だ。たいていの人は何回か「失敗」を重ねることで最終的に内定を勝ち取る。1回も失敗しないで内定をもらえる人は必ずしも幸せとは限らない。「失敗」しないと見えてこない世界というものもあるからだ。そして「失敗」を経験するとメンタルが必ず強くなる。「失敗」を経験するばするほどそれだけメンタルが強くなれるということだ。

就職活動をこれからむかえる人は、「失敗」をしたからと言ってあきらめないでほしい。「失敗」は、あなたしか知らない経験が1つ増えるだけだ。「失敗」を落ち込むだけにしてほしくない。「失敗」を前向きにとらえ、就活を人生勉強だと思って、「失敗」を恐れずに努力を続けてほしい。

 

格言:失敗はすればするほど成長ができる

第73回 りんごとバナナ


タイトルをみて不思議に感じた人も多いと思う。

早速だが『りんごとバナナはどちらが好きですか?』

ほとんどの人が答えられたと思う。

では次に、『ドラゴンフルーツとドリアンどちらが好きですか?』

すぐに選べたであろうか?おそらくたいていの人は、「食べたことがないからわからないよ」もしくは「1回しか食べたことがないからでわすれちゃって比較できないな」というのがほどんどではないだろうか。

実はこの考えかたが就活と同じなのである。皆さんはこれから就職するにあたり、企業を1つだけ選ばなければならない。『りんごとバナナ』のように私たちの普段の生活に密着している企業であれば選びやすいが、『ドラゴンフルーツとドリアン』のように見たこともない企業からも選ばなければならない。もし今あなたが「行きたい企業や業界がない」と思っているのであれば、それは『りんごとバナナ』しかみていないからだ。

つまり食べたことのない果物がわからないと同様に聞いたことのない企業も調べなければわからないのだ。『ドラゴンフルーツとドリアン』も企業選びの選択肢に入れられるように視野を広く持ってほしい。

 

格言:企業選びは今知っている『りんごとバナナ』だけではなく、『ドラゴンフルーツとドリアン』のような企業もみよう。

第72回 内定ブルー


日がたつのも早いものでもう8月だ。大学生にとっては夏休み真っ盛りである。特に内定をもらった学生にとっては学生時代最後の夏休みを満喫しているところだと思う。しかし、内定をもらった人の中には「自分はこの会社でよかったのだろうか」と悩んでいる人もいるのではないだろうか。まだ内定をもらえず就活を続けている人からすれば、なんと贅沢な悩みであると感じるであろう。

実際に結婚をすると決めてから「本当に結婚する相手はこの人で良かったのだろうか」と悩む『マリッジブルー』と同じように、就職先が決まり内定が出た後に悩む『内定ブルー』に陥る人が毎年いる。もしこの状況に陥ってしまったら、とにかくまずは両親に相談してみよう。自分のことをまず第一に考えてくれる親だからこそ一番良い考えが聞けるはず。ましてや人生の大先輩でもある。友人よりもこの時は適切な意見を聞けると思う。

もし両親がつかまらなければ、信頼できる人にうちあけよう。とにかく1人で考えていることが一番よくない。できる限り気持ちを聞いてもらえるようにしよう。口にだせば落ち着く。

また現実として、どこの企業に入社しても、3年未満に関してはおそらく社会人としての基礎を勉強する時間であるため、ある意味どこの企業に行っても同じであると言える。そのため、学生時代にイメージがわかない社会人のことを考えるよりも、とにかくまずは1度就職をすることをすすめる。長い人生、考えるのはそれからでも決して遅くない。

 

格言:内定ブルーは、とにかく話しを聞いてもらおう。特に親は適任だ。

第71回 経営者


「ユニクロ」という言葉を聞いて知らない人は恐らく誰もいないであろう。「ユニクロ」を展開しているファーストリテイリングの売上高は、いまや8000億円を超える。日本有数の企業だ。そのファーストリテイリングの募集要項を見たことがあるだろうか?

ファーストリテイリングは業界としてはアパレル業界に位置するが、募集要項に洋服に関する内容は意外にも少ない。洋服の内容が少ないのであれば、顧客目線に立ったサービスの内容でも書いてあるのかと言えばそうでもない。書いてある内容は徹底して「経営者を求む」のような内容だ。恐らくそのような内容でアパレルの会社をやっているのはファーストリテイリングだけであろう。

たいていのアパレル企業はこだわりの商品とお客様の満足というものを共有できる人材を求めているケースが多いが、ファーストリテイリングは1店舗を1つの会社として運営できる経営者を求めている。では経営者としての気質はどのようなものか?

常に学ぶ姿勢があり、気遣いや奉仕の心を持っている。そして謙虚さも必要であるといわれている。これは何も経営者になる人ではなく、これから社会人になる皆さんにもあてはまることである。是非参考にしてほしい。

 

格言:必要なことは、常に学ぶ姿勢・奉仕・謙虚さである。

第70回 体調管理


久しぶりに体調を壊してしまった。体調管理をすることが社会人の常識というのは言うまでもない。それでも体調を壊すと、いつも健康のありがたみを思い出す。元気であるとつい忘れてしまう。

体調管理ができていないと、社会人として信用してもらえない。仕事場は言わば戦場だ。戦場に「体力がない人」「休みがちな人」などと一緒にいたくはない。だから日頃の行いが非常に大切になってくる。特に食生活と睡眠に気を使おう。

食生活に関しては、テレビや本などで「ビタミンを取りましょう、繊維質の野菜を取りましょう、塩分と脂質を控えましょう」などとよく耳にするが、なかなかできない。そこでアドバイスとしては「毎日できる限り違うものを食べる」ということを意識してほしい。食べているものを1週間でも記録をとるとよくわかる。意外と似たものを食べていることに気づく。例えば、コンビニを利用するときだけでもその傾向はつかめる。「おにぎりを買うときはどれを選ぶか?」「飲み物は何を選ぶか?」。意識して色々なものを食べることがバランスに繋がる。

睡眠は平均で6~7時間とろう。睡眠不足は毎日の生活に支障をきたすが、寝過ぎは老化につながる。また寝る時間を一定に保つことで体に対する負担は減る。

就活は長丁場だ。毎日の健康に気を配ろう。

第69回 夏休み


大学生はそろそろ夏休みに突入したのではないだろうか?4年生にとって今は、企業がお盆に入る前までの駆け込みの時期だ。3年生は本格的に就活する前の準備期間であり、人によってはインターンに参加するところであろう。今日は4年生ではなく3年生の夏休みについてふれたい。

就活を意識しインターンに参加をしている学生は、是非積極的に頑張ってほしい。就活とは関係なく何か打ち込むことがある学生は、それを全力で頑張ってほしい。

学生時代の経験は今後の人生にとっては非常に大切なものになる。よく就活雑誌には「夏休みを利用し、普段経験しないようなことをしよう」などと書いてある。しかもそのあとのコメントとして、「このあとの就活の時に話すネタを作るために何かを経験することはやめよう」のような正論がよく書いてある。私は、あえて言いたい、「就活のためにネタを作るのは賛成だ」。なぜならたいていの学生はそれでも動かないからだ。

インターンなどにも参加せず、ただ時間をいつも通り過ごしているくらいなら、よっぽどあえて就活を意識して何か新しいことに挑戦して、話しのネタを作るほうがプラスになる。何か新しいことに挑戦することにより見える世界が必ずある。

 

格言:就活のネタつくりのために動くのは、本来は本末転倒ではあるが、それでも何もしない学生よりは必ず良い経験になる。

 

 

第68回 聞く


就活のスキルということではなく社会人として必要なことで、人の話しを「聞く」ということがある。

「話す」ことがとても上手な人は意外と多いが、「聞く」ことが上手な人は意外と少ないと私は感じる。「聞く」ことは頭の中に情報を取り入れることでインプット、「話す」ことは情報を周囲に伝えることであるためアウトプットと言える。

相手が興味がわく話をするためには、良質な情報を取り入れなければいけない。アウトプットするためには、それなりのインプットが必要になる。

インプットの方法は本を読んだり、人から話しを聞いたりするところから始まる。日常生活の時間で考えると圧倒的に、人から情報を得る機会が多いだろう。少ないインプットからアウトプットするよりも、多くのインプットからアウトプットをするほうが質がよくなる。そのため、まずは相手の話しを素直に聞く姿勢を身につけたい。そこから良質のアウトプットがはじまる。

就活でも面接の際に必要な「話す」を円滑にすすめるためには、周りの人の話しを「聞く」ところからはじめよう。

 

格言:良質な話しをするためには、まずは人の話しを素直に聞こう

第67回 1分間


面接は散々アピールの場であることを伝えたが、その伝え方が難しい。

例えば面接時間が20分間だとして、仮に20分間すべて自分が話したら通過するのか?それは当然通過しない。面接は相手がいるため会話が主になる。一方的に話して受け入れられるわけはない。独りよがり、自己満足はダメだ。

では、1つの質問に対して、どれくらいの時間で返せばいいのか?

それはどんなにかかっても1分以内で返事をするべきだ。「短いのでは?」と感じた人もいるであろう。しかし、1分は意外と話せる。文字数にしておよそ200字くらいだ。それ以上話しをしていると、質問に対して的確な答えができなくなり、話しもまとまらなくなる恐れもある。何よりも聞いているほうも大変だ。

会話はわかりやすいが前提だ。伝わらなければ意味がない。1分間がどれくらいかが、いまいちつかめなければ、ストップウォッチを使って練習してみよう。また話すネタとして、ノートに200字でいくつか書いておくのも効果的だ。

 

格言:質問の答えはコンパクトにまとめ、1分以内でインパクトを出そう

第66回 7月だけど・・・


  7月ももうすぐ折り返しだ。この時期に採用担当者が面接の際に必ず聞くことがある、「なぜいまの時期まで就活をしているのか?」だ。

 2013年卒であれば、2011年12月から就活が一斉にはじまり8か月がたった。もちろん早くに内定をとり、同学年でも就活を終えている人はいる。しかし、内定を取れていない学生も多数いる。そこで担当者はこの8か月間は何をやっていたのかが大変気になる。

 人によって、「12月から全力で就活をしていたが全く内定がとれずに今日まできてしまった」「どうしても譲れない出来事があり、就活ができなかった」「単純に遊んでいて出遅れた」と様々な理由があると思う。どんな理由があるにせよ、時間はやはり誰にとっても平等なため、「いつから就活をはじめ、なぜ7月まで就活をしているのか」をハッキリさせていないといけない。 

 採用担当者に変な誤解をされないよう、「 自分に合う企業を探しに探した結果、時間が掛かってしまった」のような言い回しが必要になる。そのうえで、これまでの就活を通して感じた自分の就活観や仕事観を話せるようにしておきたい。企業は目的があって時間を費やしてしまった人は見捨てないだろう。

 

格言:今の時期に就活をやっている理由を整理しよう。そのうえで仕事観を言えるようにしよう。

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第65回 生活習慣


今日も塾で講義をし、1人1人じっくり話しを聞く時間をとった。去年の12月から就活を始めたが、いまだに内定がもらえずあせりを感じている学生もいた。そこでどのように就活をやっているか尋ねると、エントリーシートを提出した企業は25社ほどあるが、面接の経験が5回しかないという。なぜ就活のスタート時期が早いにもかかわらず面接の回数が少ないのか尋ねると、部活が忙しく就活にいまいち取り組めなかったという。様々な理由と様々な価値観があるため、強制的に就活をヤレとは言えないが、少なくとも就職したいのであればある程度の時間の確保は間違いなく必要だ。それでもどうしても時間が割けないのであれば、何かを削り時間をつくらなければいけない。時間だけは誰にとっても平等な条件だ。

試しに学生に1日の生活のサイクルを聞いて驚いた。毎日起きる時間が10時から11時で寝る時間が夜中の3時という。しかも夜中にDVDをみたり、メールをしたりしているそうだ。このリズムは、もちろんよろしくない。すべてを否定はしないが、せめて内定を取るまでの時間はテレビやゲームなども控えるべきだ。そして以前話したが、早起きをするべきだ。

世の中の企業は朝9時から動いている。そのため、午前中から説明会や面接を入れれば一日の時間を有効活用できる。移動時間も有効活用し、たとえ電車に1駅しか乗らなくても就活に取り組もう。ちょっとした生活の見直しがあとで必ず力になる。

 

格言:時間が足りないなら、生活の見直しをしよう。1分でも貴重な時間という意識が芽生えれば結果は自ずとついてくる。

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