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第44回 環境


 人間は環境に左右されやすいと思う。実際に就職活動を見ても、自分の周りに積極的に活動している人がいれば、それに合わせるように一生懸命活動するだろう。反対に自分の周りがあまり積極的に活動をしていなければ、自分もそれに合わせてしまうだろう。

 昔から「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、むしろその環境に溶け込むことが世間一般の流れになっている。そのため個性というのも自分が過ごした環境から形成させる。自分の考えがたまたま一緒に過ごした仲間から作られることを考えると、最初に自分で選んだ環境がとても重要になる。もしかしたら、偏差値の高い大学というのは勉強ができるから優秀な生徒が多いというわけではなく、志を高く持った学生が多く集まるから、お互い切磋琢磨して全体的なレベルもあがるのかもしれない。 

 毎年多くの学生を司法試験に合格させている中央大学法学部は、単にレベルの高い学生が多いということではなく、入学する前から「検事や弁護士になりたい」と志を持った学生が多数いる環境に、大学自体がなっているのではないだろうか。そのため司法試験の勉強をしていることが当たり前の環境が存在するのではないだろうか。もしかしたら、司法試験に興味がなかった学生も仲のいい友人が司法試験を受けるということで、いつの間にか影響を受け自分も勉強を始めているという学生もいるかもしれない。

 人間は新しい環境に溶け込むために「順応しよう」「周りにあわせよう」とする。理由は安心感を手に入れられるからだ。すなわち一番最初の環境選びがポイントになることを考えると、最初の就職先は、これからの人生において非常に重要になるだろう。

第43回 かっこいい大人


 6月に入り焦りを感じている人も多いと思う。そんな中で改めてどんな将来を思い描いているのか考えてみたい。

 世の中の第一線で働いている人は、モチベーションが常に高い。モチベーションの保ちかたがうまい。常にやる気に満ち溢れ目標に向かって努力し続けるのである。これから就職して仕事をするに当たり常にモチベーションを高く保っていてほしい。その為には、少しでも自分の好きなことや興味がある仕事に就く必要がある。会社選びを妥協してしまっては、モチベーションが上がらないまま仕事をせざるをえなくなるからだ。毎日の生活に張りが出なくなる可能性がある。

 世の中で「かっこいい」と思える人は、いつも本気で努力をしている人だと思う。いい加減な人に魅力はない。いつもガチンコで勝負している人がかっこいいのだ。周りに流されている人に魅力はない。スポーツ選手がかっこ良く見えるのは、常に本気で取り組んでいるからだ。もし、メジャーリーガーのイチローが適当なプレーやいい加減なプレーをしていたら魅力を感じないはずだ。仕事も同じだ。適当な人間には魅力はない。人を引き寄せる力もない。常に本気が大切だ。その本気で取り組むには、やはり好きなことややりたいことを仕事にしたほうが本気に慣れる可能性が高い。一度しかない人生を適当に過ごすにはあまりにももったいない。いつも本気で取り組める環境を自ら選ぼう。「社会人なんかこんなもんかな」なんて決して思ってほしくない。案外気持ちだけで、自分の夢というものは達成できるのかもしれない。自分の気持ちしだいで会社で出世できるも変わってくる。どんなに時代が進んでも人の気持ちというものが一番大切だ。就活をきっかけに「かっこいい大人」になってほしい。

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第42回 グループディスカッション5


 GDにはどのような質問があるか?よく出題させる問題から奇をてらう問題まで様々ある。よく聞かれるのは、時事問題や社会問題そして就職観をみる問題が比較的多い。

例えば「①少子高齢化には何が必要であるか?②消費税増税に賛成か反対か?③TPP参加に賛成か反対か?④大企業と中小企業ではどちらがよいか?⑤学生と社会人の違いはなんですか?⑥働くとはどういうことですか?」などが挙げられる。特になぜ就職するのかの類はよく考えておく必要がある。

 GDで注意することは、『一般的な話し』や『常識的な話し』にまとめるのは得策ではない。例えば「学生と社会人の違いはなんですか?」というテーマが与えられた場合、答えが「責任の重さです」のような常識的な、言わば当たり前の内容ではGDのポイントには決してならない。あくまでも、自らの意見として深堀したものが加点になる。そのため、もしGD時に無難な当たり前の内容しか出ない時は、協調だけで終わらせるのではなく話題を変えてみよう。常識的な話しだけはチームとして全滅である。

第41回 グループディスカッション4


 前回はGDの役割について述べたが、今回は是非利用してほしいマメ知識についてもふれておく。

 ①名前を確認する

⇒GDを円滑にすすめるためには、それぞれの名前を確認しておく必要がある。これは誰の意見か把握するためだ。名前がわかればメモもとりやすい。もし名前を知らずにディスカッションをすすめると、誰の意見かわからなくなりやすい。

②『そうですね』と相づちをうつ

⇒これはもし意見に参加できずにいるときに、どうしても話をしたい時に活用しよう。『そうですね』と言って無視されることはない。他人の意見に賛同すれば、おのずと自分の意見を発言するチャンスが回ってくる。

③他人の意見を聞いて理解しにくい

⇒他人の意見を聞いて理解しにくければ、自分だけではなく、周りにいる人にもわかりにくい可能性がある。そのような時は、周りの人のために発言者に対して再度質問しよう。話をわからないまま流すのが一番よくない。面接官は話を流した学生にはマイナスの点数をつけている。

④知識は活かす

⇒知識をひけらかしてはいけない。あくまでも知識からの自分の意見を答える必要がある。知識はもっているだけではいけない。資格同様活かせないとダメだ。

 

 今回あげたことは、ほんのマメ知識だ。一度確認しよう。

第40回 グループディスカッション3


 GDで必ず質問されることとして『役割』がある。いったいどんな『役割』があり、そしてどの『役割 』が有利なのか今回は述べよう。まずどんな『役割』があるかだが、一般的に言われている『役割』として【①司会②タイムキーパー③書記④発表者】の4つがある。

 

① 司会はグループのリーダー的存在で進行役を務めることができる。メリットとしては、発言が一番多くアピールしやすい。また、話に参加していない人に話題をふるなど、周りを一歩さがって観察もできる。デメリットとして、グループをまとめる中立的立場のため、ディスカッションで出た意見の中間を選択せざるを得ない場合もある。

② タイムキーパーは、時間を操れる唯一の存在だ。他人が話しを進めていても目標の達成のため、話をさえぎる力がある。そして「時間を操る=影のリーダー」でもある。しかも時間だけを気にしていれば、他に気をとられる心配もなく自分のペースで進められるメリットもある。

③ 書記は文字通りディスカッションの記録をとる係りだ。一見すると無難なポジションに感じるが、デメリットな部分がある。それは、書くことに集中してしまうために、発言しにくいことだ。確かに、実際の仕事の場合には必要なポジションではあるが、企業採用の時は、自分のことをアピールしなければならない。そのため、書くことに全力を注ぎすぎると発言する機会を失いがちになる。逆転を狙うには発表者をやらせてもらうくらいのことが必要だ。

④ 発表者は、ディスカッション終了後にまとめた意見を発表する、非常にアピールしやすい役割だ。ただし緊張を伴い、失敗することによりマイナス面を伝えてしまうリスクもある。

 

 それぞれの『役割』ごとに向き不向きがあるが、一番やってほしいのは発表者だ。それは、1人だけに許された権限であり通過する可能性が高いからだ。またおすすめの役割はタイムキーパーだ。司会ほど、口数が少なくてもいざという時に、時間を伝えることで話に割って入れるメリットが非常に大きい。是非参考にしてほしい。

 

第39回 グループディスカッション2


 今回も話題はGDだ。企業はGDを行う傾向は意外と高い。それは、実際の仕事での会議(ミーティング)に似ているため、働くイメージがわきやすいからだ。

 GDは何人で行うものなのか?一般的には、最低4人から多いところで10人の間で行われる。そして、何人の学生が通過するのか?およそ半分くらいと考えられている。参加者が4人であれば、2人は通過する。それは、GDが初期の選考で採用されることと、ディスカッションのため1人だけ通過するというのはなかなか考えにくい性質があるからだ。

 ディスカッションは会話であるため、決して1人ではできない。最低2人は、いないと話し合いはできない。そのため、採用担当者の頭の中には「この2人がいなければディスカッションとして成立しなかった」と判断する。だから、自分のグループに発言力が強い人がいれば、協力してテーマにむけて解決していけばよい。何もそのグループの中での1位でなくてもよいのだ。あくまでもチームでの成功を最優先してほしい。

第38回 グループディスカッション1


 今日は、授業でグループディスカッション(以下GD)を行ってきた。GDは、ただの話しあいではなく列記とした選考科目である。では、GDのおさえるべきポイントはどのようなことがあるのだろうか?ポイントは3つある。それは、①質問に的確に答える②制限時間を守る③チームとしての成功の3つである。

 

 ①質問に的確に答える 

⇒例えば「学生と社会人の違いは何ですか?」というお題があれば、まずは違いを答えなければならない。いくら良い意見を話していても、お題に対する答えが出てないのは問題外だ。

 ②制限時間を守る  

⇒例えば、ディスカッションの時間25分、発表の時間3分などのように指示がある。その制限時間は無視してはいけない。

 ③チームとしての成功

⇒GDは実際に働いたときの会議のイメージで行われている。そのため、一人よがりの意見ではなく、チーム全体としてプロジェクトを成功させるようなイメージで行うのがベターだ。チーム全体のパフォーマンスを最大にすることを心がけよう。

 

ポイントを抑えれば必ず通過できるのもGDだ。次回もGDをとりあげる。

第37回 記録


 記録と反省は重要である話をしたが、実際に何を記録しておくべきなのかちょうど質問を受けたのでお答えしておく。最低限以下の8つはおさえておこう。

①会社名②日時③場所(住所)④面接回数(~次)⑤面接官の数⑥面接官の特徴⑦質問の内容と返答内容⑧反省と今後の対策

 

 ①→会社の正式名を記入

 ②→日付のほかに面接時間も記入(ex 20分間) 

 ③→1次面接と2次面接の会場の場所が異なる場合もあるため 

 ④→~次面接で話したかを覚えておくため。記入しておかないと案外忘れてしまう

 ⑤→性別とおおよその年齢も

 ⑥→面接官の表情・うなづき・相づち・書記の反応。質問してくる人以外の反応もチェック 

 ⑦→質問されたことと答えた内容を明記。なぜ、この質問をされたのか質問の意図も考える 

 ⑧→失敗したところを検証。そして、どのように改善するべきなのかを考える。

 

 面接を振り返るだけでも記入することは意外に多い。整理するために面接だけは1冊のノートをつくろう。面接意外の話題を記入するとわけがわからなくなるため、面接は1冊別にノートを作る必要がある。是非参考にしてほしい。

第36回 記録と反省


 面接などの選考のあとは、何をしているだろうか?緊張感から解き放たれ、完全に癒しモードに入ってしまっていないだろうか。ゆっくりしたい気持ちはわかるが、きちんと面接の振り返りをしてほしい。

 人間は数分前に話したことさえ忘れてしまう。面接を受けたかたは実感していると思うが、面接の上達方法は単純である。ズバリ数をこなすことである。ただ数をこなすだけではなく、少しずつ改善を繰り返すことにより上達をする。だから、面接の反省をすることを非常に有効的だ。またもう一つ面接の振り返りをする理由がある。それは、面接官もあなたが話した内容を必ず記録しているからだ。1次面接を受けた時に話した内容は、必ず2次面接を担当する人へ引き継ぎがなされている。そのため、何を話したかを記録しておくことは非常に重要だ。1次面接で話したことと2次面接で話したことが違っていると、面接官の記録上「嘘をついている」「矛盾している」と判断をされる。とても怖いことであるので必ず記録をしておこう。

 記録と反省をする場所は、前回話をした移動時間を利用して、面接の帰りの電車などがおすすめだ。

第35回 移動時間


 今就活をしている学生にとっては、時間がいくらあっても足りないと思っている人も多いと思う。会社説明会に参加・エントリーシートの記入・面接・企業研究と多忙な毎日を送っていることと思う。唯一の楽しみが寝ることという人も珍しくないだろう。しかし、時間だけはどんな人にとっても平等に与えられた権利であることを再確認してほしい。子供にも大人にも、国が違っても時間だけは平等だ。だから、大事に使ってほしい。

 最近こんな光景をよく目にする。電車の中でスーツ姿で漫画を読んでいたり、ゲームをやっていたり、スマートフォンをいじっていたりと。もちろん、他人の時間に口出しするつもりはない。しかし、仮に就活中である学生がいたら残念に思う。そんなことをしている時間があるなら、新聞に目を通すなり、SPIの対策をするべきだ。移動時間は、休憩として使うのではなく、努力をする時間として活用してほしい。家と違い誘惑になるものが少ないため、意外と集中できると思う。乗り換えが多くわずかな時間だと思わず有効に使ってほしい。電車の中だけやるものをリストアップするのも手である。

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